土曜ドラマ 足尾から来た女(後編)

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この番組のまとめ

足尾銅山から流れ出した鉱毒をためる池として村を 水の底に沈める条例が議会を通ったのです兄ちゃんにこんな事してほしくないよ!信吉 オメは 何しにこの村に戻ってきた?信吉!俺は…自分の村を壊せと命じられてそれ以上 ぶたないでやって。 とんでもない話だわ!ゆうべ 田中先生から電報頂いて代議士の奥さん連中や新聞社関係連れてきたの。 三四郎君が刑務所へ行ってさみしかったけどあなたに戻ってきてもらって救われたって。 石川三四郎さんを 一生懸命育てて頼りにしておられたのに監獄へ送られてしまったんですから。

♪「ああ革命は近づけりああ革命は近づけり」このころから 私は英子さんのお使いで氷水が解けてしまいます。 石川啄木って人の詩です。 私 自分の村も家も全部消えてしまって帰る所がなくなって…。 中学生の時 新聞記事で鉱毒事件の事を読んで腹が立って同級生と義援金を集めてあの辺りを歩いて見て回ったんだ。 森 外先生が出資者探してみようとおっしゃって下さってるけど我が家は あれもこれもで火の車。 114? 数 数えたの?はい!英子さんに 全部読んでもらって振り仮名つけました。

僕は 夏目漱石先生のように月200円稼ぐ作家になりたい。 「明星」の歌人と仲良しなんだって?一緒に花火見物もしたんだって?僕たち 半年も こんな狭い所で顔を突き合わせてるのに花火のハの字も揚がらないよね。 私は 三四郎さんが監獄に入っていたのは石川さん いらっしゃいませんか?石川さん?ああ 浅草へ行くって出かけましたよ。 そうか 田舎の麦打唄の続きを教えてくれるって言ってたよな。 そうね… 三四郎さんもいるし子どもたちも大きくなったし失礼します。