逝くでない！王妃様…。 王妃様！ こんな形で逝ってしまわれるなんて王子様。 王妃様。 心の声私を友と おっしゃって下さる王妃様に お仕えできとても ありがたく 幸せでした。 王妃様を忘れてはならぬ。 世子様の母である禧嬪様が再び 王妃となるのは当然の事ですから。 王妃様が亡くなられてから巫女は 身を隠すためチョンアム山の麓の家で暮らしています。 王妃様が亡くなるよう 呪詛したのです。 巫女を捕らえれば 連中が王妃様を狙い呪詛した事を 明らかにできます。
淑儀様は？中ですが。 何か あったのですか？淑儀様 失礼いたします。 淑儀様。 血相を変えてどうかしたのか？淑儀様。 禧嬪様のことを王妃に任命するよう王様に迫るためだとか。 就善堂の禧嬪様は世子様の母君です。 国の将来と朝廷の安泰のため淑儀様。 淑儀様を信じて下さいます。 ですが ヨニン君を救えば王妃様が亡くなられて それをずっと考えていました。 それで王妃は 禧嬪が王妃になれば淑儀と ヨニン君が危険になる…そう思ったのであろう。 淑儀様！淑儀様。 淑儀様。
それは どういう事だ？淑儀様が自ら 危険を買って出るだと？それが…。 権力よりもっと大事なもので満たされた仲むつまじい兄弟として生きられるよう見守って頂けませんか？宮殿に戻って 禧嬪様にお会いし「何ひとつ 忘れていない」と申しました。 忘れられない記憶の中には禧嬪様に 初めて出会った時の事も含まれています。 そして 私たちには淑儀様！淑儀様！淑儀様！ 一体 どちらへ行かれていたのですか？トンイ。 なに…淑儀様を「嬪」にする任命書が？さようです チャン様。 禧嬪様 これは…？淑儀が 何もかも知っています。