今回の料理人は東京・恵比寿で創作料理店を営む村上秀貴さん。 特定の店で修業せず 独学で料理の世界に飛び込みました。 その時 出会った各国の料理が村上さんの原点です。 村上さんの料理は旅する人生そのもの。 独創性あふれる料理が持ち味です。 そんな村上さんが旅をする調布は奈良時代にその名が付いたという歴史ある土地。
野菜の種類が多いと思ったら人も随分たくさん。 社長?社長さん不動産会社の方なんですか?うん 一応会社をやってるんですね。 年間100種類というたくさんの野菜を育てる三ツ木さん。 農業を守りたいという思いから一年中野菜を作るようになりました。 気持ち的にはどっちが楽しいですか?地域の農家が自分たちの野菜を売るための場所として提供しています。 社長のとこだけじゃなく調布の農家さんみんなの直売所なんですね。 色とりどりの冬の調布の野菜を購入しました。 都会で農業を守る知恵に出会った太陽君と村上さん。
そんな中畑のすぐそばにいる消費者から返ってくるそれがね ず~っと1時間 2時間続かれちゃうとたまんないと思うので。 調布の住宅地を更に巡っていると驚きの出会いがありました。 調布に酪農家さんがいらっしゃったんですか。 酪農家で~す。 調布っていうのは酪農の産地だったんですか?うん。 都市化とともに周囲の酪農家は年々減り現在は小野さんただ1軒となりました。 あえて一旦北海道の牧場に送るという手間をかけているのです。 更に村上シェフ得意のスパイスを合わせてみる事にしました。
緑と白の2色のリゾットで調布で農業を続ける人たちへエールを送ります。 調布の原風景をリゾットで鮮やかに描き出しました。 調布産のゆずの搾り汁をきかせた蜂蜜を根菜に絡めます。 いちごのドレッシングでいちごを食べる爽やかな一品。 斉藤さんのいちごの味と思いに触れた村上シェフのアイデア料理です。 穏やかな味のリゾットです。 何か子牛がお母さんになるのを多種類の野菜を作る事で畑を守る三ツ木さんに贈る1品です。