あさイチ「実は危ない!子どもの寝不足」

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この番組のまとめ

国民の平均睡眠時間を比べた調査によると日本は先進国18か国の中で最低レベル。 こうした睡眠不足がもたらす深刻な事態が、近年次々と明らかになっています。 2年前、東北大学のグループが睡眠と脳の発達の関係について世界初の発表をしました。 5歳から18歳の子ども290人の睡眠時間と脳のMRI画像を調べたところ画面左アルツハイマー病の人の脳の海馬は、健康な人と比べて小さくなっています。 睡眠不足でも海馬が小さくなるおそれがあるというのです。

そこで3姉妹の睡眠時間をチェック。 次女と三女も長女につられる形で寝るのが遅くなり睡眠時間も減っています。 睡眠といえばこの方睡眠研究一筋40年、国立精神神経医療研究センターの白川修一郎さんです。 長女の方がそうなってから下の子たちも睡眠時間が減っている。 体温のリズムが後ろにいっているので自律神経の乱れから更年期症状のようなものが出てきますし先ほどの子どもたちのように感染症になりやすいとか、トモミさんは、朝起きられず学校を休みがちに。

トモミさんは、投薬治療で少し多い思春期になりやすいと言われていますね。 睡眠の時間を変えるとか光を使うとか、リズムを整えていくしかないんです。 リズム障害になると生活に支障が出てしまいますけれど結局リズム障害みたく定着してしまいます。 今危険な状態ということで、白川先生みずから指導に行きました。 夕食作りが遅くなっているのはお母さんの生活リズムも乱れているからだと白川さんは指摘します。 白川さんの指導でできた改善案が左側。

先ほど幼稚園は保育園は2時間ほど寝ていましたね。 幼児はもう少し寝ていいんです、1時間でも3時間でも寝ていいですよ。 この数字がお昼寝も合わせた時間ですね。 長時間寝たがると思います。 新生児のころから睡眠時間が短くて平日は8時間ほどということです。 夜に集中して昼間は少ない時間というのは大丈夫です。 高校生でしたら運動量が足りませんむしろ睡眠時間を制限する方法のほうがいいですね。