田野町からの手紙を届けるため控え室に お邪魔しました。 「私は現在 高知県東部にある田野町の道の駅『田野駅屋』の駅長として働いております」。 手紙の送り主は…書かれていたのは主な産業だった製材業が衰退し元気のなくなった田野町に太平洋に面した本当に小さな町。 グッチさん どうします?田野町の皆さん お会いできるのを楽しみにしています。 お店の少ない田野町では地元の人もスーパー代わりによく利用しています。 東京からおいでて高知で修業されて田野町で 自分で天日の塩を作りゆうがです。
塩二郎さんの評判が良くて。 田野屋塩二郎こと佐藤京二郎さん。 これ 今 どういう状態?濃くなった海水を この箱に20ぐらい入れるんですけど。 太陽の熱だけで 海水から塩を作っています。 3mm 2mm 0.2mmのノーマルの味っていう注文です。 溶けにくくてちょっと大きめで仕上げに使うのか仕込みで使うのかその辺も 全部聞いて作るって事ですね。 海水が塩になるまでにどのタイミングで どう混ぜるか。 中には 布が張り巡らされ上から海水を流しています。
続いてグッチさん 仲良くなった塩二郎さんに誘われ町の北の端へ。 出てきたのは山崎さんが作る自慢のトマト。 これからこのトマトを切り口にしてホウレンソウから軟弱野菜 全部作って。 グッチさん 旅先での食事にはこだわりを持っています。 観光客向けでなく地元の人たちが通う評判の店を探すんです。 あら デカイ! 何だ?大将のおすすめは水槽の中で優雅に泳ぐ赤い魚。 ここで グッチさん 大将に町のおすすめを聞いてみると…。 じゃあ 岡御殿 連れてってもらえます? いいですか?お昼を食べた お店から歩く事5分。
どう違うの?こちらが土佐藩主を もてなすために建てた 御殿の部分です。 この御殿は 土佐藩主の宿泊所としても使われていました。 殿様気分で どうぞ。 この 何でしょう?この距離感というかこれが「書院造り」…。 江戸時代の美しい建築が残る岡御殿。 「『シママキカメラ』に行ってみて下さい。 こんにちは!ここが タノマチカメラさんですか?さっぱりしてますね。 どんなところがよかったでしょう?岡御殿。 行ってきました?なんかね殿様気分になった。
2日目 グッチさんはあかうしが育てられている田野町の大野台地にやって来ました。 池地さんでいらっしゃいますか?グッチ裕三と申します。 トマトをはじめ田野町で取れた野菜5種類を細かく切ります。 グッチさんの作る料理をまず 最初に味わうために旅でお世話になった人たちが集まってきました。 どう?なんか 想像以上においしい。 ほんまに 想像以上においしい。 皆さん ほんとに田野町が大好きでチームワークも良くて 情熱家です。