41歳葛西紀明が銀メダル獲得!そのジャンプ男子ラージヒルのもようをご覧ください。 日本代表は葛西紀明を筆頭に伊東大貴、竹内択、清水礼留飛の4人が出場します。 所属の恩師でもあり元日本代表のヘッドコーチを務められて4年前に他界した小野さんの遺影もこの応援席から見守っています。 ウインドファクター、風の影響を補正するポイントでのマイナスがありましたのでポイントでは128.1ポイントとなりました。 非常に吹っ切れるといいますかね自信を持てるジャンプがもちろん2回目進出は決定です。
出てから、たぶん60m付近なんでしょうけどここから、選手の下から相当な向かい風が吹いていると思いますけどどの選手も思った以上の高いフライトが出ますよね。 ジャンプ台の形状からしてもやや高いフライトが多くなるそうですね。 ここでそのアクシデントはスキーを下げてしまって大転倒してしまったんですね。 モルゲンシュテルン選手ね。 やはり、このオリンピック金メダリストをしてもそういったアクシデント一つが大きなメンタルに影響してくるのかもしれません。
ですから2回目進出確定というわけにはいきません。 原田さんこの辺りの選手のジャンプこれまでのジャンプを見てこのあとの葛西どのくらいの距離が必要であり、どのくらいの距離いくであろうというふうに考えますか。 清水は130mを飛びまして2回目進出を決めました。 37番スタートの竹内137m50を飛んで2回目進出。 96.6ポイントは38位ですから2回目進出はなりません。 ノーマルヒルの銅メダリストです。 銅メダリストのこのジャンプはどうか。 ノーマルヒルの銅メダリスト。
ですから、どんどん今、流れがいいですから葛西選手、飛びたいところですね。 切り裂くようなスピードこれは、大きい!決まった!ビッグジャンプ!ロングフライト。 これまで練習を含めてもヒルサイズジャンプというのはまだ見ていませんが。 ノーマルヒルの銀メダリストスロベニアのプレヴツはどこまで。 やはり葛西君に比べるとこの選手、非常に高いフライトはとりますが後半の伸びがなかったですよね。 高いフライト…本当に思い切って飛んでるんですが葛西選手より、スキーのたわみが2回、3回と低い1回少ないぐらいなんですね。
葛西はいい位置に納得のジャンプがもう1本できるとメダル争い3位以内に間違いなく入ってくるんでしょうね。 ですから2回目のジャンプは最後から2人目で飛ぶということになります。 なお、日本のそのほかの3人もすばらしいジャンプで2回目進出を決めています。 長野オリンピック以来の日本ジャンプ陣へのメダルなるか。 16年ぶりのメダルがこのジャンプは1回目と2回目の合計得点で争います。 飛距離点と飛型点の合計得点飛距離点はK点、60点を基準としてK点から1mごとに1.8ポイントのプラスマイナス。
ですから2回目も同じジャンプ。 もしくは、それ以上のジャンプをしてほしいですね。 1回目と2回目のトータルポイントでこの段階でトップに立ちます。 とにかく、2回目は飛んだ段階でトップに立っていくというのがセオリーになりますね。 シモン・アマン現在、トップの選手です。 続いて、イタリアのコロレドが2回目に残ってきました。 プレッシャーをかけてあとは最後のノーマルヒルの金メダリストを待つだけというジャンプになります。
ヒルサイズ140mをはるかに越えてきましたシモン・アマンもこれはびっくりです。 ヒルサイズというのはこれ以上は危険という台の構造上の目安の距離なんですが。 選手名の上にプラスポイントがあります。 ここまでのジャンプを見てメダル争いになる選手の飛距離どれぐらいを予想しますか?140m辺りだとヒルサイズまでいくっていうのは非常に、やっぱりテクニックがいるんですよね。 ヒルサイズ近辺までいったということは非常に空中の巧みなテクニックがあるからこその飛距離なんですよね。
K点に届かないジャンプでこのラージヒルの個人2回目が終わりました。 ですから、選手にとってのオリンピックの個人のメダルというのはそれだけうれしいんでしょうね。 日本選手はこのあと16番スタートで清水礼留飛21番スタート、竹内択23番スタート、伊東大貴。 いけるんじゃないかということは自分の中で手応えのあるジャンプが出ているわけですね。 非常に妙高がジャンプの育成に非常に力を入れてるんですね。 そこでたくさんの子どもたちも生まれて清水が今この舞台で活躍するとですねジャンプは少ないんですよね。
しかし、初めてのオリンピックの舞台のラージヒルで。 原田さんが中心となった黄金時代の再来というのが見えてきそうなこのソチオリンピックでの日本選手たちの活躍です。 98年長野オリンピック。 船木選手のノーマルヒルのメダル。 うまくいかないなという表情をいつもしていましたしジャンプが元気がないなという印象を受けてましたけどきょうに限っては非常に、きっかけつかみそうなジャンプをしましたね。
葛西自身も最後の鍵はテレマークになるかもしれないと話していました。 次は竹内、一人を置いて伊東大貴となります。 もちろん、ヒルサイズに迫るジャンプをしてほしいですね。 十分ヒルサイズジャンプができるポテンシャルがありそれだけの公式ジャンプも見せてきました。 追い風の補正点あるいはゲートを下げた分の補正点もプラスしたトータルポイントで伊東大貴は第4位です。 原田さん、もうここからは一本一本のジャンプがメダルか、そうではないかというジャンプですよ。
ドイツのフロイントは飛んでトップに立てばメダル確定になります。 バンクーバーオリンピックのあとに急成長をし、翌年にワールドカップ初優勝。 ですからオリンピックの経験は飛んだ段階で2位に入ればメダル確定になります。 7度目のオリンピックを迎える葛西紀明。 葛西、悲願のオリンピック個人のメダルは日本ジャンプ陣の悲願です。 金メダルへのテークオフ!高い、高い!ロングフライト!トップに立ちますね!選手たちが駆け寄ってきます。
ついに手にしたオリンピックの個人のメダル!16歳の世界デビューから戦い続けました。 本物のレジェンドオリンピックメダリストになりました。 ノーマルヒルではメダル取れなかったんですけど本当にメダルを取るという難しさをすごく感じててきょうも本当にレベルの高い試合だったのでメダルを狙ってましたけども簡単に取れると思ってなくてすごい、いろんなことが頭でぐるぐる回ってて失敗したらどうしようとかメダル取れたらどうしようとかそういうことがたくさん頭によぎっててでも2本ともいいジャンプができたと思います。