オーダーは清水礼留飛そのあと竹内択ここにきてノーマルヒルもラージヒルもワールドカップのポイントが低いほうから飛んでいきましたので清水礼留飛選手が最初に飛んで非常にいいジャンプをしてチーム全体に勢いを与えていたんですね。 その清水選手を団体戦でも大事な1番手に起用して、やはり勢いをつけてもらおうということになりました。 スタートの一番最初にジャンプする清水選手が勢いをつけて最後の葛西選手までつなげられるのか本当に楽しみですよね。 それでは、そのジャンプ男子団体のラージヒルも含めて放送予定です。
公式練習試合前の10分間練習の最後にそれぞれドローショット置きにいくショットで円の中心に一番近いほうが後攻をとれますが日本は5.9cm。 中国は17.4cmでしたので日本、後攻です。 有利な後攻一番最後に投げるストーンを持っていますので複数点、2点以上取れるチャンスがあるということです。 相手がガードを置いてきましたので日本もその後ろに回り込む、カムアラウンドという置きにいくショットです。 日本は後攻ですので2点以上取るというのが1つ目標になります。
このようにナンバーワンナンバーツーをずっと持っていますと2点取れるパターンが出来上がりますので日本としてはよかったです。 ただ、これで日本のナンバーワンストーンはある程度、隠せていますか?隠せているんですがティーライン横切っているラインより奥にありますので中国に、やはりくっつけられる可能性があるんです。 ナンバーワンストーンは日本。
日本のナンバーワンを飛ばしにきますか?ナンバーワンは中国ですので。 ただ、黄色いストーンを隠しているので中国としてはナイスショットになりましたね。 日本としては中国の黄色いナンバーワンストーンを出ることになってしまえばナンバーワンは中国ですよね。 12時方向の中国か6時方向の日本か。 ただ、今日のリンクはすごい曲がるようになっていますので中国は狭い間に入れて日本のストーンにくっつけにきた。 ナイスショットですね。 この場合中国のショットのようにきちんと相手のストーンの前に置くことが大事ですね。
中国はナンバーワンをたたきにきますか?そうですね。 そのことによってナンバーツーを作られる、いやな形になりそうだったんですが切り替えたことで日本がナンバーツーを取りました。 日本のナンバーツーになった石にくっつけにきますね。 ただ、中国は今見ているのはどっちがナンバーワンかということですね。 日本のストーンを芯ではじき出せば最後、ドローで置きにいくショットです。 それで日本の、今投げた小笠原さんより内側に止めれば2点を取れることを今日は王の成功率が非常に高くて96%。
ナンバーワンを狙えるチャンスができますので。 残りのストーンの数を考えても中国は全部完璧にガードを決めるというのは非常に多分、難しいと思います。 とにかくナンバーワンが非常に中心に近い位置にありますのでここは中国としても1点スチールを狙いにいっている作戦ですね。 これは先ほどより見える形になりましたのでここ、しっかり船山選手、出してナンバーワン、ナンバーツーを作っておけば2点のパターンが出来上がりますので頑張って出してなおかつ残していただきたいです。 ここできっちりと王が決めてきてナンバーワンは中国。
また、作戦の展開が変わってきたんですけどナンバーワン、ナンバーツーが中国ですからこのままいきますと中国に1点スチールされる。 ナンバーツーが日本の赤いストーンです。 それだけナンバーワン中国が非常にいい位置にありましたので結構危険なエンドだったんですが今の1投で止まりましたね。 ここで日本は小笠原のラストストーンですが。 ナンバーワンは日本です。
1つに守られている感じなので完璧に決まるのでしたら9時方向のほうが2点取る確率は高くなりますね中国としては。 だんだん前にいきますと今でいうナンバーツーにくっついてくるので次の1投につなげるショットができるということですね。 というのは、今度日本のストーンをはじき出してもナンバーツー以上が作れないんですね。 今日のゲームのショット成功率も小笠原が上がってきました85%。
ですから船山選手のミスを小笠原選手がカバーできたということでこのエンドも非常に日本にとってはよかったエンドになると思います。 今までの予選船山選手が非常に調子をよくして、小笠原選手に楽なショットの展開で助けていましたので今日は、その逆ですね。 このショット、非常にこの試合大きなターニングポイントになると思います。 ただ、そうなってくると最後の小笠原の道も少し押しにいくか、もしくは直接ナンバーワンにくっつけにいくショットですね。 中国も今の船山選手と同じラインを使ってその前に置いてくるか…。
タイムアウトをとったほうがいいと思います。 今、タイムアウトとりましたね。 タイムアウトは試合の中で1回だけ取れます。 1分間のタイムアウト。 ナンバーワン、内側に当ててワンを作りにいくのはいいんですけどナンバーツーも相手の石が非常に近い位置にあるので最後、小笠原選手が投げるのは非常に難しいですね。 ここでタイムアウトのカードを切った日本。 小笠原自身も絶大な信頼を置いているフジ・ミキコーチ。 きた!ナンバーワンは日本ですがナンバーツーは中国。 投げた今、小笠原選手が投げたストーンが一番強いです。
先ほどは中国が日本よりも近い位置にあると踏んで打った一手でしたが計測すれば日本のほうが近かった。 やはり中国も日本が強いと思って見ないですもんね。 日本、第9エンド2点を取ってリードを広げます。 さあ、日本が2点をリードしていよいよ最終エンドに入ります。 今シーズン、中国には一度も勝てなかった今の日本。 それだけ重大な役目を小笠原選手が頑張ってやっていますね。 ナイスショットです。 中国はとにかく、日本がはじき出しにくるショットが残らないとチャンスがないんです。
こうなりますと中国としては少しだけでも相手にプレッシャーをかけるということで日本のストーンの斜め前に持っていくかもしくは、日本のストーンの後ろに持っていくかです。 5連敗中だった中国をこの大事な負けてはいけない一戦の中で日本、8対5。 カーリング女子予選リーグ日本対中国は8対5で日本がバンクーバーオリンピック銅メダルの中国を下しました。 日本は準決勝進出をかけてこのあと予選リーグ最終戦世界ランキング1位のスウェーデンと戦います。