現在のルースキーゴールキジャンピングセンターです。 そして、今日は先ほどご覧いただきましたあのルースキーゴールキジャンピングセンターでノルディック複合の個人ラージヒル前半のジャンプが行われるということです。 ノーマルヒルで銀メダルをとった渡部暁斗選手が登場いたします。 森さん、今日は、日本勢特に渡部暁斗選手が期待ですね。 そうおっしゃるのは中学時代の渡部暁斗選手を指導されていたんですよね。
兄の暁斗選手とともにノーマルヒルにも出場していましてそのメンバーがラージヒルにも出場するということなんですがここで、この選手たちのノーマルヒルでの成績をご覧いただきましょう。 渡部暁斗選手は2位、銀メダル。 皆さん、得意にしてますのでラージヒルはもう少しノーマルヒルよりも差がつくと思いますので渡部暁斗選手以外の選手にもチャンスがあると思います。 前半、ジャンプは後半のクロスカントリーのスタート順とそのタイム差を決める戦いです。 後半のクロスカントリーに向け渡部暁斗や日本選手との位置関係はどうなるでしょう。
ジャンプのポイントは飛距離点と飛型点の合計得点になります。 飛距離点はK点を60点としてK点から1mごとに1.5ポイントのプラスマイナスです。 5人の飛型審判がそれぞれ20点満点で採点し最高点、最低点をカットした中3人の合計得点60点満点で採点していきます。 有利、不利がありますのでポイントで補正するウインドファクターというシステムもあります。 有利な向かい風を受けると風速1mにつき9.0ポイントのマイナス。
ルンガルディエールのジャンプ。 それは雨の影響ということよりもこの選手自身のアプローチの姿勢それが上手にスキーに乗ってくることができないのでそのことが結果的にこういった飛距離になってしまいます。 なお、現在トップは最初に飛んだエストニアのイルヴェスですがそしてイタリアのミキエッリです。 そういうところでクラウチング姿勢のバランスが前にいってしまって失敗ジャンプになってしまいますから特に、そういった滑りを注意しないと今日は、ジャンプの差が大きくなると思います。 この2人は大ジャンプが期待できる選手。