ソチオリンピック(中継)◇スピードスケート 男女団体パシュート・準々決勝

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22:02:29▶

この番組のまとめ

なんといってもまだ、昨日のフィギュアスケート女子フリーの浅田真央選手の演技が興奮がまだ冷めないですね。 浅田真央選手のフリーの演技です。 そして、浅田真央選手もすごかったんですが鈴木選手、村上選手も自分たちがしたかった独特の表現力を存分に発揮したなという演技でしたね。 村上選手、前日のショートプログラムのときはオリンピックってこんなに緊張するんだと語っていましたけど。 試合後には、4年後のオリンピックについては今回の試合もジャンプ一つ一つをクリアに跳んでいこうと何も感じなくて。

今度は、メダルをとった3人の演技を銅メダルから、コストナー選手それからキム・ヨナ選手ソトニコワ選手の順番でご覧いただきましょう。 3回目のオリンピックでコストナーがついに見せました!トリプルトーループ。 私たちは田畑先輩を少年団に入ったときから夏場や冬場の練習を身近に見てきました。 縦1列に並び空気抵抗の大きい先頭を交代しながら走るのが特徴で交代の回数やタイミングは自由。

このあと、準々決勝から始まっていくんですがもちろん、オランダが注目だと思うんですが。 ところが、そのオランダがパシュートでは意外と、まずオリンピックでは金メダルはありませんし。 今年のワールドカップを見てもオランダチームとしてはこの団体戦となると個人の力が注目です。 ソチオリンピックスピードスケート競技もオリンピック10000m4位入賞。 チームの記録になりますが世界選手権などは1回のタイム勝負で行われていますがこのオリンピックに限ってはトーナメント方式。

いきなり前回大会の金、銀両チームがこの準々決勝でぶつかります。 選手同士の間隔は50cm前後が一番空気抵抗が少ないという話も聞きます。 アメリカは前回大会銀メダル。 カナダはトリノオリンピック銀バンクーバー大会は金メダル。 今大会アメリカチームのハンセン選手とクック選手はちょっと動きが悪いんですよね。 アメリカは今大会男女ともにスピードスケートではメダルがありません。 アメリカは遅れかけたデービスを間に入れて後ろの選手が押すシーンもありました。

韓国のレースの進め方はどのように見えましたか?イ・スンフンを軸に上手に先頭交代していました。 準々決勝第2組まで終了しました。 団体パシュートは初めての出場ですが去年の世界距離別選手権は3位。 ホームストレートからスタートをするのはノルウェー。 このノルウェーも3日前の10000mにはボッコ、あるいはローレンセンといったあたり。 真っ赤なレーシングスーツがノルウェーです。 ノルウェー、縦1列にスタートします。 ワールドカップランクではノルウェーが4位。 ノルウェーのペデシェンはこの大会調子いいですからね。

先頭を1500mの金メダリストブロドカが引っ張るシーンも見られました。 そして、今大会このソチオリンピックのスピードスケートそのオランダですが団体パシュートだけは男子が唯一金メダルをとっていない種目。 全員が今大会のメダリストというオランダが登場してきました。 フランスは、コンティンフェルナンデスベンジャミンという3人。 オランダは準々決勝に5000の金メダリスト10000銀メダリストのクラマー5000mの銀メダリストブロクハイゼンそして1500m銀メダリストのフェルヴァイを起用してきています。

あとは準々決勝でオランダが男子の場合はこのあと準決勝も控えていますからどういったタイムどういったレース展開を見せてくるかですね。 各国が先頭交代もさまざまな方法を研究していると聞きましたし大体、先頭の選手が交代で最後尾に入りますが終盤になってくると日本なんかも優勝候補、金メダル筆頭といわれながら準決勝で先頭交代がうまくいかずアメリカに敗れました。 ワールドカップランクで組み合わせトーナメント表も決まりましたからフランスとしても圧倒的な今シーズンの強さを見せているオランダが相手という厳しさもありました。

男子団体パシュート先ほど準々決勝が終わりまして先ほどのオランダとフランスの対戦を振り返ってみましょう。 オランダにとってはこの種目伸ばし続けてきた金メダルへの挑戦がいよいよ始まっていきました。 フランスはコンティンフェルナンデスベンジャミンという3人。 ここでオランダはブロクハイゼン大体、先頭の選手が交代で最後尾に入りますが終盤になってくると日本なんかも代えてくることもありますよね。 確かにこのパシュートはこれまでの個人種目とは違ってシングルトラックです。

ワールドカップなどの国別のランキングで日本は現在4位ですからシードされる形で入っていって最初の組み合わせが韓国となりました。 皆さんからいろんなメッセージもお寄せいただいているのでこの種目に関しては日本チームは何度か今年この大会ではいい成果を見せようということでいろいろな研究もして練習も積んできていますから非常に楽しみですがその女子のパシュートの展望、そして日本チームはどうすればいいのか。 その日本チームなんですが前回も活躍した田畑選手が中心だと思いますが。

韓国の選手を見ますと1500のレースの中でちょっと記録的に最下位だったんですがやや遅い選手がいますので韓国はこの選手をうまく、どう引っ張ってつなげていくかが焦点になってくると思うので韓国は日本に対しては苦しい位置にいるのかなと。 今、スタートリストを確認してテル・モルス選手が出るのをもう一度確認したんですがというのはテル・モルス選手は8時56分、こちらの時間ですがあと2時間半後にショートトラックの準決勝の4組にもエントリーしているんですよ。

前回大会は準々決勝で世界ランク、当時トップのアメリカに敗れましたが5位6位決定戦ではオランダも破っています。 世界距離別選手権でも過去3度の優勝経験があります。 3人の中で最後の選手のブレードスケートの刃の先端がフィニッシュラインを切った瞬間がゴールです。 選手同士の距離が開いてしまうとせっかく先頭の選手が空気抵抗を一手に引き受けてくれているのをほかの選手たちも感じてしまうことになります。 ロシアは次の準々決勝2組日本としても、タイムとしてはロシアと同じくらいを目指したいですね。

バフレダ・ツルシュチェルボンカ、ズロトコフスカ。 ポーランドは非常に見ても分かると思いますが170cmを超える2人と160cm一番小柄なのがズロトコフスカという3人。 こうして選手間の距離が詰まることで後ろの選手の空気抵抗はガクッと減っていきます。 ノルウェーが歩数合ってないですね、前の選手と。 そして、後ろにいるズロトコフスカ選手が余裕があるのでもし万が一何かあった場合前の選手を押せるというサポート作戦ですね。 やはり3人の中で一番後ろの選手が空気抵抗が一番少ないわけですね。

日本はこれであすの準決勝進出を決めました。 準決勝の相手は次にレースを行うオランダかアメリカの勝ったチームがあす、日本と対戦するんですがいずれも準々決勝を突破してきていません。 オランダのテル・モルスは1500m銅メダリストファン・ビィーク。 ショートトラックをアメリカは長距離に強いルッカードが引っ張ります。 このオランダと日本はあすの準決勝を戦います。 オランダとしても、初めて3度目で準々決勝突破を決めたわけですから。

オランダの場合は今滑った3人も今大会3種目に女子団体パシュート準々決勝の結果です。 そこで余力のある高木選手が押切選手をサポートしたという形になります。 準決勝の相手は次にレースを行うオランダかアメリカの勝者になります。 ご覧いただいたように日本は韓国との準々決勝、1秒29の差をつけて準決勝進出を果たしました。 ただ、白幡さんオランダが男子同様オランダチームも強いんですが爆発力から見るとアメリカも負けてないんです。