趣味Do楽 落語でブッダ 第2回「笑福亭たま“猿後家”~笑いとお説教の関係」

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この番組のまとめ

今回の噺家さんは上方落語の風雲児!も~ うれしい事言うてくれるやないかい。 その商家に出入りする太兵衛はおべんちゃらが得意なお調子者。 丁稚が番頭に太兵衛の悪口を言っているところから話は始まります。 あの~ 番頭はん 番頭はん!また そろそろ太兵衛が来よるのと違いますか。 太兵衛が。 ああ 太兵衛さんか。 太兵衛さんが来てくれたら ウチのお家は 機嫌がええねんさかいに。 そうかて あの太兵衛のべんちゃらわざとらしいにもほどがおまっせ。 話ししてたら太兵衛さんが来はったわ。

お家はんを しくじりました!太兵衛は番頭に「この店を出入り禁止になったら一家が路頭に迷ってしまう」と泣きつきます。 番頭は 同じ失敗でお家はんの逆鱗に触れた又兵衛の事を話してくれました。 やつれきった又兵衛は美人の錦絵を持ってお家はんの前に行きおべんちゃらで機嫌を取り戻したといいます。 もう そのべっぴんの錦絵見るなりお家はん 大きい声出してお酒をつけてうなぎを焼きにやっておくれ!機嫌直ったんでっか?また 困った事があったらいつでも うちに寄りなはれ。

も~ そんなべんちゃら言うてってそれは ウソでしかないのにうれしいもんなんやなこのお話の登場人物はおべんちゃら言うて結局は うまくいかないとか相手気持ちよくさせて飯食うていったろか という。 この人にとってはちょっとした失言は大きな 日常生活 壊すだけの破壊力を持ってしまうんですが仏教ほど 言葉に対して警戒する宗教はなかなか珍しいんじゃないかなと私は思ってるんですよ。