特報首都圏「いのちの被災地図~東京大空襲 69年の真実〜」

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この番組のまとめ

アメリカ軍の300機近いB29による東京大空襲。 東京大空襲の真実です。 こちらが今回、空襲の実態を語り継ぐ活動をしている民間の研究機関が、およそ1万人の犠牲者一人一人の足取りを、この地図にまとめたんです。 早乙女さんは今回の研究を行った、東京大空襲・戦災資料センターの館長もなさっています。 早乙女さんは今回のこの研究、この地図にはどんな意義があると感じてますか?10万人の犠牲者といいますと、区切りがいいでしょ。

当時は今よりも未成年者の割合が多かったという事情もありますが、でも一方で、今を生きる私たちが考えますと、当時の子どもたちはたくさん疎開していたんじゃないかと考えることもありますよね。 13歳のとき現在の江東区で東京大空襲に遭い当時、女学校に通っていた姉のみえ子さん。 当時、中学生以上の子どもたちは軍需産業などに駆り出され都内にとどまっていました。 当時、20代や30代の男性は兵隊に取られていたため地域の消火活動の中心は又吉さんのような40代の男性でした。

そして今回のこのいのちの被災地図を見ていますと、青い線が目立つんですが、これは実は3月10日の東京大空襲の犠牲者の足取りを示しています。 実はほかの色で示された、その日以外の空襲も、赤ですとか、紫で示されていたりするんですが、その中で例えば、4月の空襲というのは、3月の空襲と大体規模が同じぐらい。