解除についてはどう思われますか？今の支援では立ちゆかないと訴えているのがいわゆる 自主避難者です。 原発事故によって避難を余儀なくされた今なお １３万５，０００人の人たちが全国各地で避難生活を余儀なくされています。 いまだに 帰還のめどが立たない帰還困難区域や早期の帰還を目指す避難指示解除準備区域など放射線の量に応じて区分けされています。 こうした避難指示区域から合わせて ８万１，０００人が避難を続けています。
２０ｍＳｖ以下の避難指示解除準備区域。 最初の解除となる都路地区は今後の行方を占う試金石となっています。 国は 避難指示解除の条件は年間２０ｍＳｖ以下としています。 都路地区では基幹産業である林業の再開にしかし 仕事場となる山林は除染されていない状態です。 仕事場となる山林の除染と放射線量に不安がある宅地などの再除染を実施するよう 求めたのです。 更に 解除された地域の人には月１０万円の精神的損害への賠償がふ～って やっていっぱい出してごらん。
避難指示の解除が進んでもふるさとに戻らない人は自らの判断で避難を続ける自主避難者と見なされます。 今後 こうした新たな自主避難者が増える可能性があるのです。 避難指示を解除してもふるさとに戻れない人がいる現実。 ただ 避難指示解除というのは本来であれば 一律 強制的に避難指示を出した訳ですから避難指示解除する事によって普通の状態に戻ってもらうと。 避難指示を解除するという事ですからその意味ではこの地域は安心して住める所ですよという判断をしたという事ですよね。
橋さんが山形に避難したのは自宅のある福島市渡利地区で汚染が見つかったためでした。 事故の５か月後 国の調査で当時避難を勧める目安とされていた毎時３．０μＳｖが一部で計測されました。 高速道路の一部無料化などについては避難指示区域の人たちと同じ支援を受けられます。