震災前と同じ場所で営業を再開したこちらの男性。 津波の被害を受けた土地の中には、災害危険区域となって、住むことができない場所もあります。 この地区の丘の上には、震災前、神社があり、津波で流されましたが、閖上で亡くなった人々を慰めるために、地元の人たちによって去年、再建されました。 2011年3月11日に発生した東日本大震災からきょうで3年になります。 東日本大震災の死者・行方不明者は、1万8517人。 港は修復され、震災前の活気が戻ってきました。 宮城県岩沼市にある被災者向けの住宅展示場です。
その一方で、仮設住宅を出て、津波で被災した中心市街地の再建を進める自治体の復興事業にも、地域間で格差が生じるおそれが出ています。 被災した町の中心部に今週オープンするのは、誘致に成功した釜石市は、この商業施設を、ふるさと、釜石へのUターン就職を果たした人もいます。 自治体によっては、地域に住民が戻らないということで、復興計画の見直しという事態に直面しているという自治体も出ているんです。
福島第一原発がある大熊町の住民の皆さんを取材しました。 震災前、同居していた母親の久仁子さんは、原発から100キロ離れた会津若松市の仮設住宅に1人で避難してん。 70歳になる母親、久二子さんは、大熊町の住民たちが集団で避難している会津若松市の仮設住宅で暮らしています。
理化学研究所などのグループが発表した、STAP細胞の論文について、きのう、共同著者に論文の取り下げを呼びかけた山梨大学教授が、保管しているSTAP関連の細胞や詳しい研究データを、公的な研究機関に提供し、第三者の立場から検証してもらうことを決めたと発表しました。 これはSTAP細胞の論文の共同著者の一人で、山梨大学の若山照彦教授が、大学のホームページで明らかにしたものです。