♪~お見事!あっぱれ!日本一!日本一!日本一!あっぱれ あっぱれ!お代は こちらへ!お代は こちらだよ!はいはい どうも!はい どうも ありがとう!はい どうも ありがとう!はい どうも!久しぶりですね 権一さん。 次郎吉? お前 次郎吉か?そうよ。 次郎吉だ。 今 徳五郎親分から話を聞いてねこのバカタレどもが おびえてんのよ自分のした事に!「善と悪は紙一重だ」っていうけどね 人を疑う時にはそれが紙一重だって事を忘れちまうんだよ。
もっとどんどんやれってんだよ!へい!おりゃ~!おいらが 鉢助を下手人に仕立てたようなもんなんでえ…。 調べていたのは同心の旦那じゃないんですか?いや あのころはまだ 先代の旦那でな旦那は 体の調子が悪い上鼠小僧 追っかけてて足くじいて 寝込んでたんでえ。 おい 徳五郎!あっ 旦那 いらしたんですか?鉢助の一件は聞いたよ。 大物だか小物だか知らねえが鉢助が戻っても何もなきゃいいんですがね。 あ~ 千草先生 来てたんですか。 ここで 千草先生と会えるなんて。 わざわざ 千草先生と同じもんが食べたいのね。
先生 鉢助が ここにいるとそば屋で聞いてきたんだ。 一晩中!?先生は見てた訳じゃねえだろ!私が見ていました!とにかく 鉢助はこっちに渡してもらいます。 誰に!?そいつは 浜崎藩 松林家の下級武士だと言っていた。 つまり どういう事なんでえ?松林家にとって 同じ老中に見られたくない書状があるっていう事だろうか。 それじゃ それがもう一人の老中に伝わるだけで松林家は困るって訳ね。 …って事は 何か仁吉を殺したのもその松林家か…。 浜崎藩の上屋敷。