特報首都圏「大雪が産地を襲った~広がる農業被害の実態〜」

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この番組のまとめ

倒壊した無数の農業用ハウス。 先月の大雪で、関東甲信越の農業に、かつてない大きな被害が出てしまいました。 特に大きな打撃を受けたのが、野菜や果物を栽培する農業用ハウスです。 関東甲信越は日本有数の農業の生産地であると同時に、私たちが暮らす大消費地でもあります。 倒壊したハウスの撤去にかかる費用は、全額補助されます。 被害額が関東甲信越の中で最大となった群馬県。 被害を受けた農業用ハウスに来ています。 軒並み、ぶどうの農業用ハウスが潰れてしまっています。

きょうのスタジオには、農産物の生産や流通にお詳しい、まさにおっしゃるとおりで、VTRでもご覧いただきましたように、壊滅的な被害を受けた野菜の専業農家の場合、今シーズンの収入がゼロになってしまう、こういったおそれもあるわけなんです。 その一つは、高齢化と後継者不足に関わることなんですけれども、私自身は、高齢化というのは、決して悪いことではないだろうと。

こちらは大雪で影響を受けた代表的な野菜の東京の主な市場での価格の動向なんです。 平年の価格を100としたものなんですけれども、大雪が降った直後には、農作物自体に被害が出たことに加えて、輸送にも影響が出ました。 となりますと、出荷も遅れてしまう、時期的に遅れてしまうという品目が出てくるだろうということが考えられますので、そういった品目、特に葉物野菜でありますとか、果菜類っていわれているもの。 そして、産地ではこうした中長期的な影響を防ごうという取り組みを始めているところもあるんです。