木曜時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る(8)「宿命の兄妹(前編)」

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この番組のまとめ

今 徳五郎親分から話を聞いてねこのバカタレどもが おびえてんのよ自分のした事に!ひでえ事 言うなよ 女将!俺たちだってなにも悪い事しようと思ってやった訳じゃねえんだよ!やめとくれよ 仲間割れは!全く!「善と悪は紙一重だ」っていうけどね 人を疑う時にはそれが紙一重だって事を忘れちまうんだよ。 で 下手人と疑われたのが 鉢助って人で兄さんみたいに 昼間は ブラブラして遊んでばっかりいて夜は 博打場に出入りしてるような人だったって。

調べていたのは同心の旦那じゃないんですか?いや あのころはまだ 先代の旦那でな旦那は 体の調子が悪い上鼠小僧 追っかけてて足くじいて 寝込んでたんでえ。 おい 徳五郎!あっ 旦那 いらしたんですか?鉢助の一件は聞いたよ。 大体 鉢助みたいな小物にこだわってるからこういう事になるんだ。 な~に 徳五郎の旦那はそのうち 大物を捕まえますよ。 お前みたいな町の小物と つきあってたら先代のために今の旦那を立ててやるのが筋だ。

鉢助! 貴様 よくも 仁吉さんを!待ちなさい!一体 何があったんです!?鉢助! 昨夜 仁吉さんをやったのお前だな?仁吉さんはな お前に謝りたくてお前の家で待ってたんだ。 一晩中!?先生は見てた訳じゃねえだろ!私が見ていました!とにかく 鉢助はこっちに渡してもらいます。 誰に!?そいつは 浜崎藩 松林家の下級武士だと言っていた。 つまり どういう事なんでえ?松林家にとって 同じ老中に見られたくない書状が親分 大物を捕まえる好機ですね。