♪~世子様はもしやご自身の病を ご存じですか?世子様は ご自身のご病状を知っていらっしゃるのですか?なぜ そなたがそれを?答えぬか 淑嬪そなたが なぜ 知っているのだ?「自分は 世子の座にふさわしくない。 聖君になりたかった私を王室と国を揺るがす情けない王にしようとしたのです!回想それは どういう事だ?世子 どういう事なのだ?「痿疾」だと?そなたがなぜ…。 誰よりも世子様を大事になさる王様のことです。 病を患おうと 世子様を追い出したりは なさいません。 1年前世子が 熱病を患った後です。
離しなさい!息子を殺そうとした奴を容赦するもんですか!何をでたらめを言っている!でたらめですって?しらを切り通せると思ってるの!?淑嬪様の家に火をつけさせたうえ 私の息子にその罪を着せようとしたくせに!今度は そっちが 血の涙を流す番ね! ユン氏!兄さんの… いいえ世子様のおかげです。 最近世子様は 力無いご様子ですし禧嬪様は やたらヨニン君様を目の敵にするし。 しかし 一体 どんな病なのだ?すでに 宮廷で世子様の病が 噂に?はい そのようです。
離せ!奥様! 奥様に何をする!奥様!離さぬか!貴様ら 許さぬからな!それでは 淑嬪様の家に火をつけたのは 禧嬪様の母上か?はい そうらしいです。 何だと? 黙れ! 誰に向かって罪人だなどと ほざいておる!離せ!禧嬪様!離せ! 母上! 離せ!行くぞ!禧嬪様!母上! 離せ!母上! 母上!禧嬪様。 私と ヨニン君を殺すため家に火をつけたのは禧嬪様の母上だったのか。 世子様と禧嬪様を失脚させるためだ。
巳の刻 義禁府に捕らわれたユン氏の尋問を始めろとのユ尚宮!尚宮様!尚宮様! 離せ!離せ! やめぬか!私を 誰だと思っている!タダでは済まさぬから覚えておくがよい! 離せ!早く 連れていけ!離すのだ! 離せ!世子の将来を台なしにして母上まで差し出す事になりました。 火事だ! 誰か!世子様!世子様!今 何と申した!東宮殿が 火事だと!?はい 王様。 世子様は ご無事か? もう安全な所に避難されたのか?どうなのです?それが 世子様はまだ見つかっていません。