「キッチンが走る!」今回は…コバルトブルーの海に囲まれた南の島を訪ねます。 銀座の老舗すし店の店主今田洋輔が ついに登場。 そして 中国料理の 五十嵐美幸。 この状態のカリフラワーを初めて見た…。 もう 夏野菜の準備ですか。 奄美の冬の食卓に欠かせない野菜です。 昔から海辺の町では女性が畑仕事を受け持つ一方男は海で漁をしていました。 暖かい春になれば海に出ていかやかわはぎを取り家族や近所同士で分け合います。 100年以上受け継がれてきた つぼ。 塩と一緒に つぼに入れ半年以上 熟成させたにんにくの塩漬け。
33歳でオーナーシェフになった五十嵐さんは野菜中心のヘルシーな料理で特に女性客の心をつかんでいます。 すしの世界の重鎮 今田洋輔さん。 今田さんは昭和10年に銀座で創業したすし店の2代目です。 かの北大路魯山人をはじめ多くの文化人に愛された名店として知られています。 今田さんは父親の技を自分のものにしてきました。 奄美大島と加計呂麻島を隔てる海です。 ここは近畿大学のまぐろの養殖場。 今田さんは すでに奄美産のまぐろを知っていたようです。 今田さん さすがです。 突然 餌やりを始めた今田さん。
地元 奄美出身の…餌やりから出荷までを受け持っています。 奄美が誇る新たな名産養殖くろまぐろ分けて頂きました。 ここはマングローブの原生林。 マングローブは自然のままの干潟に生息する降りちゃいますか。 たんかんは四国の愛媛などで作られていたぽんかんとオレンジがかけ合わさった品種。 日本では鹿児島より南の暖かい土地で栽培されています。 でも やっぱり色がオレンジで南国の色してますね!喉越しがいいですね。 たんかんの生産が盛んな鹿児島県。 その中でも奄美大島は1位 2位を争う産地です。 出会った元井孝信さん。
最大で床上浸水2.4mもの被害に。 水害を受けた場所には代々受け継いできた樹齢70年のぽんかんの木がありました。 一家の生活を支えてきた畑が3年前の洪水で大きな被害を受けたのです。 元井さん親子は悩んだ末代々守ってきた15本のぽんかんをほとんど伐採。 初代の苦労をしのぶため一本だけ残した木。 「雄太郎は大丈夫か?」と。 更なる食材を求めやってきたのは島の北部にある名瀬地区。 かつお一本釣りの文字。 すいません こんにちは~!かつお一本釣りって書いてるんですけど今 さばいてらっしゃいますか?さばいてますよ。
一本釣りです。 組合長 組合長。 組合長が あのかつおのぼりで今日は かつおあるよって。 ナイスアイデアですね。 全て人力が頼りの一本釣り。 この時期の最大級13kgのかつおを想定し一本釣りを疑似体験させてもらいます。 大丈夫?大丈夫です 大丈夫です。 放して 大丈夫ですよ。 大丈夫?その頃は もうこっちなんかいないんだろうけど。 早速 創作料理の構想を練ります。 普通の釣りは やってますけどそういう中での やっぱり…その思いから どんな創作料理が生まれるのでしょうか。
米も奄美産。 3品目はお披露目会でのお楽しみ。 いよいよ お披露目会です。 このネタがね全部 奄美のネタですからね。 1品目は奄美の恵みと生産者への感謝をこれは おいしいわ。 奄美の魚と江戸前鮨のコラボ。 奄美のグー出ました これ。 たんかんを刻んでとかそうやって料理されるのかなと思ったらそのまま中に入ってたんで…もうびっくりですよ ホントに。 得意料理が増えるんじゃないですか。 これは 中国料理の代表的な御飯菜飯。 奄美の郷土料理 鶏飯をヒントにした奄美飯です。