離せ!落ち着けるか!母上が 処刑されるのだ!世子様。 何を甘っちょろい! あんな目に遭ったのに 腹が立たないの!?やられて当然の奴らじゃないの!これこそ 天罰ってもんだわ!そうだとも!みんな ぶつけてやりなさい!投げて! 投げて!いい気味だわ 思い知るがいい!分かった!? これが 天罰よ!あんたの悪運も ここまでねユン氏! みんなちゃんと当てて! ユン氏!世子様。 ならぬ… いけない 待て!世子様!母上!世子様 お待ちを! 世子様!どけ 行かなければ。
どうか 私の最後の願いを…どうか 世子を… 私の子を淑嬪…淑嬪 どうか 最後の頼みだ。 そう知りながら最後まで 王様を傷つける私をどうか お許し下さい。 私を… 私の最後の姿を誰よりも 王様に。 私は 母上の後を追うのだ!下がれ! 行け!「明は善を擇ぶの功 強は固く執るの效呂氏曰く 君子の学ぶ所以」。 今日も 世子様に会いに行かれたのですか?はい。 なのに 淑嬪様は目を背けるのですか?多くの者が ヨニン君様の事を将来の王と考え始めています。 何を… 淑嬪様が おられるのに何を申すか!淑嬪様は 賤民の出だ。
そなた! 淑嬪様は王様のご側室であるぞ!厳粛たる 王室の一員だ。 民を引き合いに出すのはおやめ下さい!淑嬪様を拒んでいるのはここにいる重臣方と両班ではないのですか!?王室を冒とくしているのは皆さんでしょう! 淑嬪様の出自を理由に なんと 見下すとは!これ 何を言う。 そのような時に 淑嬪様を王妃の座につければ世子様の座は 安泰ではないと民に向けはっきり宣言するのと同じかと思われます。 世継ぎである世子様のためにも新しい王妃を迎える必要があるのです。
ここに賢王と王妃は 天地の庇護のもと王妃様 天福 天寿 天貴を享受なさいませ。 王妃様のおなり。 王妃様。 全く… お若いのに油断ならない感じじゃない?淑嬪様の事を取って食べそうな 目つきだった。 淑嬪様が王妃になるはずだったのは当然 知ってるわ。 どうなるの?禧嬪様が いなくなったのに今度は 王妃様が 淑嬪様の敵?口を慎まぬか!尚宮様。 王妃様に 何という言いぐさだ。 あのキツネのような王妃様に初めから 返すべきであった。 王妃様。 王妃様を迎えだが もともと仕切るのは内命婦の長である 王妃様だ。