今宵 作者の清少納言を演じるのは清少納言を ときめかせた華麗な平安文化の世界を旅します。 清少納言が 日々 見聞きした出来事などをまとめた エッセーそれが 「枕草子」です。 「枕草子」は当時の 最先端の女性が何に ときめいていたのかを知る事ができる…清少納言が 心ときめかせた華やかな平安文化とはどんなものなのでしょう。 清少納言の時代重ね着の枚数に決まりはなく中には 十数枚重ねて着ていた人もいたんだそうです。 「枕草子」には 着物のトキメキポイントがこう 記されています。
当時の宮廷行事の記録にも夏の暑い盛りに天然の冷蔵庫のような地形をしています。 山の斜面に残る平安時代の氷保管庫へと案内してもらいました。 平安時代の食文化の研究者に本物の甘葛を見せて頂く事になりました。 平安時代の女性たちもやはり 甘いものには目がなかったのですね。 清少納言も 父・元輔から和歌や漢詩の英才教育を受け…当時 天皇は複数のきさきを持つ事が常識。 悩んだ末 清少納言は遅咲きの 宮中デビューを果たします。 清少納言は にっこり笑って縁側に近づき清少納言が仕えた定子は11歳下の 17歳。
帝にも才能を認められた清少納言は定子のサロンを支える名物女房として欠かせない存在になっていきます。 清少納言が 部屋に入った途端同僚が皆 話をやめ「あれだけ 定子様に愛されながら裏で 政敵と通じる裏切り者」。 清少納言を失った…多くの美女や 名門貴族の令嬢後には紫式部や 和泉式部のような才媛までを取りそろえ帝の寵愛を受けていきます。 文章を書くのが好きな清少納言を元気づけようとする定子の心遣いでした。 感激した清少納言は その紙に定子と宮中で過ごした楽しい日々の思い出を書き始めます。