日本の将来を左右するともいわれる女性管理職。 女性管理職がみずからの経験を生かして、時間をかけずに、商品化させました。 こうやって見ますと、本当に女性管理職によって、たくさんメリットがね。 ただ一方で、残念ながら、わが日本では、この女性管理職がなかなか増えていないんです。 これは管理職全体に占める女性管理職の割合ですが、一番左ですね、11.2%、一目瞭然、世界各国から大きく後れを取っているんです。 女性管理職が最も少ない業界の一つ、不動産業界を取材しました。
しかし、やはりキャリアアップしていくというときには、それを能力開発を支援するという取り組みが、本来必要であったのに、これまで、そこはなされてこなかったということが、女性管理職が増えなかった要因かなというふうに思われます。 でも、そもそも女性は、どうでしょう、管理職に昇進したいという意欲はどうなんですか?総合職の、大卒の総合職の女性を中心に見ると、入社時はキャリア意識というのが大変高い傾向があります。
その中でやはりフルタイム勤務をしていると、チャレンジングな仕事、それから試行錯誤を要する仕事などが、積極的に与えられるんですが、短時間勤務をしていると、先ほど申し上げた配慮のために、勝手に管理職の方が思っていて、与えられていないということは起きているようです。 やはりそういった男女雇用機会均等法もやっぱりあるからこそ、そのほうの必要性があるので、そういったものがなくなるのが、一番理想的かなとは思います。 では、女性管理職を増やすにはどうしたらいいんでしょうか。 現在、女性管理職の割合は18.3%。
そうですね、これまで両立支援制度を使っている最中は、やはり仕事と家庭がとても大変なので、自分のキャリアは考えられないという女性がすごく多かったと思うんです。 こちらを、やはり両方うまく使うというか、そちらも合わせて考えながら、自分のキャリアを、制度を利用しながら、どうしていこうかということを、女性自身も考えていく必要があるんではないかなと思います。