新日本風土記スペシャル「さくら 十の物語」

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この番組のまとめ

この集落を見守ってくれるような気持ちで 氏神様とねひょうたん桜が守ってくれるような気持ちで 今でも一緒です。 地区のもんも この桜を見守りこれから生活していきますと言うて言葉をかけさせてもらったんですけんどね ほんとただ 桜の木とは思えんです。 桜は 近所の人が 太平洋戦争で亡くなった二人の息子のために植えたもの。 清水家に頼んで 敷地の中にお墓も建てました。 清水家に一声かければ誰でも花見客に。 桜が咲くと 清水家は朝から接待の準備で大忙し。 清水家の桜のノートに今年も新しい言葉が。

ほんでも一生懸命 咲いとるな。 こんなボロボロでも 一生懸命咲くという事は 見習わないかんな。 ボロボロでも一生懸命 咲いとる。 早苗さん ピンクお好きという事で。 これで河井寛次郎先生 3つメインで。 でも 河井寛次郎先生の「辰砂」という釉薬がちょうど桜色ですので。 こんなね 女子会にぴったりな絵はあらへん。 女子会にぴったりやなと思うて。 こんな女子会もあらへんけどね。 美人画の巨匠鏑木清方の名品です。 こっちは ちゃめっ気のある早苗ちゃんのピンクになれば。

女子会向きによろしいでっしゃろ。 これでね 寛次郎先生のお宅へ茶わん蒸しのご注文で持っていってたやつです。 え~ 何やろ?次は 朝掘りの竹の子に伊勢エビ ワラビ フキなど遅咲きの桜へと季節の移ろいを表しました。 毎年変わらず 4月4日海の男が桜色に染まります。 男たちが身につけるのは桜色の長襦袢。 このいでたちで 海の守護神が祀られる 大瀬神社に大漁祈願に向かいます。 こらしょ~い!神社の守護神は 男の神様。 ここは 3年に一度開かれる桜祭りの舞台でした。