クローズアップ現代「日本のコメ 輸出に挑む~新たな市場をひらけるか〜」

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この番組のまとめ

これまで主な売り先は富裕層向けの高級日本料理店でした。 価格が現地のコメの3倍もする日本米は限られた人々にだけ受け入れられてきたのです。 狭い市場に日本米が殺到するため新たに輸出されても別の日本米が押し出されるだけで香港で3店舗を展開する回転ずしチェーンです。 この店ではさまざまな工夫をすることで富裕層向けの高級店だけで使われてきた日本米。 香港で売られているコメは日本国内で精米してから輸出されたものです。

坪谷さんは仲間の農家と共に香港や台湾にコシヒカリを年50トン輸出しています。 ブランド米を作ってきた新潟の生産者を輸出に駆り立てているのはコシヒカリが生き残れるのかという危機感です。 輸出用の安いコメは全国の農協や農家と交渉し買い付けています。 増産が難しいのは輸出用のコメを作っても農家が思うような収入を得られないからです。 輸出用のコメは減反で作付けが制限された田んぼだけで作ることが許されています。 ここでは加工米などの作付けも認められておりこれらのコメを作ると補助金が付くのですが輸出米には付きません。

農協としてもコメの輸出を先行き不透明な農業政策に今のリポートの中で、240円を3割削減するとすると、海外産とともに競争できる条件ではないですけれども、しかし、品質で対等にやれるような条件は多分出来てくるんでしょうね。