ひたむきな役者人生~蟹江敬三さんをしのぶ〜

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この番組のまとめ

先月 亡くなった俳優の蟹江敬三さんしたら おらの後輩でねえか。 「南部ダイバー」 歌うか!かっけ~!舞台 映画 テレビと幅広く活躍した蟹江さん。 でも 蟹江さんって 確かにすごく頑固なお父さんとか夫婦以外の役でも 対立するような役の時は 私 最初「なんて この人 怖いんだろう」と思ったんですけどねでも そういったシーンを今 思い返すとでも 絶対 その鋭さとかその強い言葉とかその番組であったりを大事にする気持ちといいますか。

おふくろの誕生日に裸電球から蛍光灯になった。 我が家に 蛍光灯がついてプロパンガスが やって来た文明開化の始まりに。 乾杯!乾杯!それで お父さんいつ 東京に行くの?明日だ。 ホントは おかあさんの夏休みだけの家のはずだったんだけどいろいろ あったからな。 へえ~ シングルマザー やめるんだ?まだ分からないけど でもねお父さんと お母さん見てて夫婦って 案外いいかもしんないって…。 残念でした 47!アハハッ そうか!俺も 東京行って 本格的にバンド組んで やってみるよ。

ホントに 言葉少ななんですけどその少ない言葉の中とか今の お話でも 寡黙だっておっしゃいましたけど蟹江さん もともと引っ込み思案でいらっしゃったそうで役者を目指した きっかけも高校の時に舞台に立って他人を演じた事で開放感を得られたと。 それは 1964年 高校卒業後に劇団青俳演劇研究所という所に入りましてそして 1968年に現代人劇場を一緒に旗揚げして舞台で活躍するようになったんですけれどもそのころの写真が あるんですね。

あの~ まあ 男優さんに限らないかもしれませんけど円熟味を増していくとどんどん 役柄の方もまるくなって 穏やかになって…という方も いらっしゃいますけど蟹江さんはずっと カミソリの刃みたいな鋭いところがあって今の 最後の あのお父さんもあの武骨なところが本当に 胸を打ちますよね。

ただ 今回いろいろ探しましたところ蟹江さんは香川照之さんふんする岩崎弥太郎の父親役で出演しています村の寄り合いに行っちょったがじゃないがか?寄り合いで 酒が出たがじゃ。 わしを 誰やと思うちゅうがじゃ!井ノ口村の岩崎弥次郎じゃ!れっきとした侍ぜよ!土佐弁っていうのは あれですねニュアンスが出しやすいっていうか人格が出やすいっていうかそういう 非常に こう言葉の持っている豊かさみたいなのを感じますね土佐弁にはね。 竹下さんと蟹江さんが最後 共演されたドラマが2011年 「胡桃の部屋」。

化粧品の一つも きれいな着物も全部 我慢して女を犠牲にして自分は たくあん かじったっておとうさんには 栄養のあるもの食べさせなきゃって必死で尽くしてきたのよ。 ちょっと会社に裏切られたからって自分勝手に 家族 捨てて若い女のとこ 逃げて…。