第29回全日本女子柔道選手権

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この番組のまとめ

解説は全日本柔道連盟女子強化部長92年バルセロナオリンピック、56キロ級銅メダリスト増地千代里さんです。 田知本愛が推薦枠で出場おととし優勝の山部と順当に勝ち上がってきました。 2年ぶりのタイトル奪還を目指す山部両者の今大会への意気込みをお聞きください。 過去の優勝した人を見ても本当の日本一を決める大会なのでほかの大会とは違った特別な大会だなと思っています。 技によるポイントで、差がない場合は指導2つ以上の差ですかな選手が僅差にいって優勢15秒技あり10秒有効です。

2年連続の決勝進出を目指す田知本愛。 70キロ級の新井千鶴と78キロ超級の田知本愛。 田知本選手もう少し引き付けたいところですね。 田知本2回戦ここで指導が1つ、新井のほうにいきました、消極的ということでこの試合、初めての指導です。 ねらっていこうという田知本、少し新井が頭を下げました。 田知本選手、もう少し引き付けたいですね。 ここまで指導を2つを受けている田知本にまず消極的、そして新井にも指導がいって新井は、これで3つ目の指導です。 田知本選手にも指導がいきました。

残り時間はまもなく2分指導3つを受けている新井何度も払い腰をねらっていきます。 いいところに入っているんですけど、田知本選手なかなか崩れないですね。 残り時間がまもなく1分40秒左の奥襟をねらう新井まずは田知本が両襟、突っ張ってからの払い腰をねらっていきます。 田知本選手、左手、釣り手がうまく落とされていますなかなか体が回りきらないですね。 新井選手がうまく田知本選手の釣り手を落としています。

白石選手は奥襟をしっかりとしのがないとだめですね。 白石選手も左手の奥襟を取りたいはずなんですけれど。 白石選手もいいところに入るんですが、組み手が十分じゃないんですね。 白石選手のリポートです。 白石選手も組み手が不十分ですね。 今度は頭ごしに、岡村が奥襟をここで指導、消極的、白石に2つ目の指導がいきました。 何度もこのような展開になるんですが組み手が十分ではないので白石選手。 白石選手が、いいところを持った瞬間があまりないですね。

山部選手、いいですね。 山部選手、いい組み手ですよ。 山部選手もう少し足技を使って崩してから大きな払い腰などの技にいきたいですね。 きょうの解説は全日本柔道連盟女子強化部長の改正が出されて、試験的に導入された話を伺っていきますね、去年の世界選手権でも適用されました。 旗判定の廃止延長戦の時間は無制限指導の厳格化と大きな変化と言っていいでしょうか。 そうですね、指導が非常に早いですし、選手の攻撃の意識が強くなって一本の決着が増えるといった意味では日本選手も有利かなというふうには感じます。

結局、指導の差が2つ払い腰を見せた田知本です。 田知本選手世界でも勝てる選手なんですけれども、この皇后盃だけはとっていないんですね。 右組みの市橋と左組みの田知本。 2週間前の選抜体重別では準決勝で対戦して、そのときは田知本が勝ちました。 市橋に反則があって田知本が勝ちました。 大学時代から市橋は、なかなか田知本には勝ったことがないと話していました。 相四つなら両襟でもいいんですけれども、けんか四つですので両襟よりも、田知本選手袖を持ったほうが掛かるんじゃないかなと思うんですけれどね。

指導が市橋に3つ、田知本に1つ。 右の襟は前むしろ田知本のほうが、左の襟で釣り手を突っ張っているというような印象残り時間がまもなく1分。 ですけど、やはり田知本選手の圧力はすごいですね。 最後残り30秒市橋選手が疲れてきたころにうまく合わせたというような試合巧者ですね、田知本選手は。 去年に続いて決勝進出を果たしました、田知本。 山部選手、注意しなければいけません。 山部選手、守ったらだめですね。 先に指導を1つ受けている山部選手。 準決勝一本勝ち、山部、決勝進出。

田知本選手、先月行われた体重別選手権で山部選手に負けています。 8月の世界選手権の代表もこの大会の結果を踏まえて78キロ超級の代表が決まるということになっています。 世界の大舞台でどんな戦いを見せてくれるのか7階級から各1人ずついずれかの階級から2人、合計9人がロシアで行われる世界選手権に向かっていくということになります。 それから、去年の世界選手権は残念ながら女子は個人での金メダルは各階級ありませんでした。

代表候補、田知本愛、山部佳苗ともにここまで勝ち上がってきました。 田知本選手が所属するALSOKの小橋監督の話です。 一方のミキハウスのコーチは、山部選手を指導していますが、6分間常に気持ちを入れておくこと。 田知本は今大会、4試合の中で2本が一本勝ちでした。 準決勝は先ほどご覧いただきましたが社会人の岡村戦、開始2本内股すかし一本勝ちでした。 山部佳苗が田知本に関して下半身がしっかりしている、この国際大会の実績で相手が上回っているのは事実、それをりょうがしなければいけない、そのためのなかった。

田知本指導1、山部指導2指導が4つ与えられますと、その時点で反則負けですから積極的にいかなければいけません。 山部選手もここらへんで指導2つ取り返さないと、ちょっとまずいんじゃないかなという感じですね。 指導の差をつけられて、どうかと思いましたが2年ぶり2回目の優勝は山部選手です。