そのまま放置すれば大人になってロコモティブシンドロームになる可能性があるといいます。 大人にも参考になるロコモティブシンドローム対策法をお伝えします。 以前では考えられないような子どもの体の異変が増えているとして埼玉の、この中学校では2年前から関節や筋肉など運動器の状態を調べています。 宮崎ではさらに8000人もの小中学生を調べたところ23%の子どもが運動器に問題があると判明しました。 しかし最近関節回りの筋肉などが大人と同様に硬くなるいわゆる運動器の機能不全が増加。
中学校男子の授業以外での1週間の運動時間を示したグラフです。 1週間に7時間以上運動する子と1時間未満の子で二極化していることが分かります。 ところが、足首や腰はサッカーで使っているもののふくらはぎや太ももなどの筋肉が過度についてしまい柔軟性や運動機能のバランスが損なわれているのではと帖佐さんは見ています。
そうすると当然、骨に付いているのでその筋肉、じん帯、けんは突っ張った状態になってしまうので、成長が著しい時期はその時期には運動、特に筋伸ばし体操というストレッチングをしっかりやらないと、骨がぐんぐん伸びていて、ストレッチングは本当はどんどんやってもらわなきゃいけないんですが、足らないと骨を痛めたり、軟骨を痛めてしまって、出っ張ったり機能障害を起こしてしまうという障害が生まれるんですね。 運動器の検査をする医師は帖佐さん1人のため学校医の多くは内科医や小児科医で運動器の詳しい知識はありません。