NHKスペシャル「調査報告 女性たちの貧困~“新たな連鎖”の衝撃〜」

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この番組のまとめ

女性の活用が 国の成長戦略の柱の一つに位置づけられまた 日本経済団体連合会経団連も女性の活躍推進に向けた行動計画を先日 初めて発表しました。 大きな期待が注がれているのが主に 正規雇用の女性たちですけれどもその一方で 同じ女性でありながら派遣やパートといった非正規で働く女性たちは働く女性のおよそ6割を占めながら能力開発の機会 そして子育てしながら活躍できる雇用環境の変化でこの十数年の間で男女とも 非正規という働き方が広がっていますがこの変化が今とりわけ 若い女性にとってそして 階層化にもつながっています。

誰しもが ネットカフェの中でホントに社会から身を隠すようにひっそりと暮らしている困窮した姉妹の姿を見て衝撃を受けない人はいないと思うんですけれども貧困の問題そして 社会保障の問題に深く携わってこられましてどのように受け止められますか?ネットカフェ難民という言葉はかねてから ありましたけれども母子が 一つのネットカフェの別々のブースに分かれて暮らしているという現実 これはこの日本の現実なんだろうかという事でやはり 衝撃を受けざるをえなかったですね。

考えてみると雇用 家族それから 社会保障。 VTRに うかがえた女性の貧困というのは実は 若年の 特に単身の女性がそうした3つの柱の揺らぎを一番深刻に打撃として受け止めてしまっているという事だと思うんですね。 女性にとってこれまでの非正規っていうのは社会保障は特に単身の若年の女性へ支援してくれる支出は非常に少なくって彼女たちは 社会保険料のような負担だけを しょい込んでいる。 雇用 家族 社会保障の揺らぎが一番 深刻なダメージを及ぼしているのが若年の単身の女性であると。