全日本柔道選手権 ~日本武道館から中継〜

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この番組のまとめ

4年前の世界チャンピオン復活を期す上川。 90キロ級の吉永、上川超級の西潟、七戸81キロ級の永瀬が8人の内に入りました。 2010年の日本チャンピオンの高橋和彦王子谷、原沢という若い期待の重量級の選手たち。 止められてしまっては勝負になりませんので、吉永選手は先に先に仕掛けていきます。 上川選手、体重が上がってきています。 吉永選手、いい意味で諦めが悪い選手です。 2年前の加藤博剛選手の日本一に大いに刺激を受けたという吉永選手。

大柄な選手どうしの戦いです、ともに1m90cmを越えてい130kgを超える西潟120kgの七戸。 七戸右組み、西潟、左組みです。 お互いに、いいところを持たれないところと話していましたね、西潟は2本でも引き付けたい、七戸は距離を取りたい、同じ2本ですが。 払い腰をねらう七戸としては考えたほうがいいですか?距離を詰められず西潟選手の技をくってしまう可能性があります。 西潟選手は右手をあごの下に入れて。 西潟逆転準決勝進出。 この大会、非常に充実した感があった西潟の前に七戸龍敗れました。

永瀬81kg高橋和彦123kgという体重差の戦いです。 いきなり内掛けにいく永瀬2回戦熊代、3回戦で吉田を指導2つで下しての進出です。 積極的戦意にかける指導、永瀬に奥襟を引いた高橋です。 場外、なんとか回り込んでポイント、有効かリポートもあった永瀬。 奥襟を引きました高橋、永瀬しのぎました。 100キロ超級の高橋、81キロ級の永瀬、非常にいい戦いを展開しています両者。 強引に技を繰り出した高橋、うまく返した永瀬。 ここで6分経過永瀬貴規、高橋和彦を下してベスト4進出です。

同い年、東海大相模から東海大こちらも将来を期待されている王子谷剛志21歳どうし大学4年生どうしの準々決勝です。 両襟というか脇の下に、手をさそうという原沢高いところを取れない王子谷奥襟を取りました。 王子谷、原沢をとても意識している、距離を詰めることそして右足が甘いということ課題だということを言っていま王子谷が返すという展開ですよ。 体重差、10kg以上ありますから前に出ると王子谷力がある。 136kgの王子谷と、原沢122kgです。 足を出していく王子谷原沢、もう1つ崩したかった。

全日本男子強化委員と男子監督の金野潤さんの解説でお送りしています。 いずれも、一本勝ち、お互いですね、ここまで勝ち上がってきま上川はもともと優勝候補筆頭です。 普通にいけば上川選手が順当に勝つと思いますが、西潟選手も、調子のよさがありますのでそれをいかんなく発揮すれば、番狂わせがあるかもしれません。 立ち技、そして相手の反則技で一本という上川そしていずれも寝技の西潟です。 81キロ級で、ここまでそれぞれ100キロ級、90キロ級の選抜体重別の勝者を下して4年前の日本一高橋を下してのここまでです。

王子谷選手は軽い選手をしとめるのがうまい組み際大内、そして背負い投げをしっかりと使っていくことが非常に重要になると思います。 各選手、初めてのベスト4への進出となりました。 過去5年を見ても、最近の柔道選手権は混戦と言えるかもしれません。 こういう連覇をした選手、こういう選手を倒そうとした中で金野さんのような勝利にかけた選手たちがいた。 上川にかかる期待というのは世界選手権を制しました。 西潟が振り回していますが上川選手は安定しています。 上川選手の右手がひじを入れられているので十分じゃないです。

足技も非常にうまい選手の上川足技から次の大技につないでいくという選手なんですが、それがきょうは出ません。 拍手西潟、積極的です。 このままだと西潟ということで微妙な試合ですね。 若干西潟選手のほうが技が多いと思います。 選抜体重別のときは試合終了間際、大外刈りをねらっていたという大外返しで一本で勝ちました上川です。 大内刈り足技を出しています上川です。 これまで精神的な弱さを見せていた上川選手。 残り時間がなくなってここまでの技の数では西潟、というところで内股、西潟もよくしのぎましたがこのあとです。

全日本柔道選手権、まもなく日本一が決まります。 この全日本柔道選手権はことし8月にロシアで行われる90キロ級はベイカー茉秋が射止めました。 そこでもう1人を誰を選んでいくかというところにポイントが移ってくると思います上川選手は代表になるということはほぼ間違いないと思っています。 きょうの一本をご覧いただきまさあ、残すはあと決勝戦を残すのみとなりましたことしの全日本柔道選手権です。 決勝戦は、上川と王子谷。 上川と王子谷の決勝戦です。 金野さん、両者の決勝戦見どころや展望ポイントはどこですか。

東海大学相模から東海大学に進んだ王子谷剛志。 若い王子谷が頂点に駆け上がるのか、ことしの全日本柔道選手権いよいよ決勝戦が始まります。 赤、東京地区代表上川白は九州地区代表の王子谷選手柔道着を少し緩めるような形になった王子谷お互いがっぷりと組み合います。 普通は王子谷選手、左手で右手を下げられると動けないんですが、あそこから切り替えして払い腰、内股にいくので今のところは、足技も出ています。 ここは王子谷が上川のバランスを崩しました。 王子谷選手、しっかりと研究していますね。

王子谷剛志選手ですおめでとうございます。 その優勝候補の1人に挙げられていた、上川選手との決勝になりました。 世界選手権よりもまずは目の前の6月の全日本学生大会で7連覇したいと思います。 優勝した王子谷剛志選手でした。 日本選手権、若い王子谷選手、優勝ということになりました。 われわれはここから2016年に向けてもちろん来年の世界選手権もありますしそこで、勝てる選手をどうやってようにそして次につなげられる試合をできるように頑張っていきたいと思います。