NHKスペシャル「調査報告 女性たちの貧困~“新たな連鎖”の衝撃〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

年収200万円未満の非正規雇用で働く若い女性は289万人に上っています。 大きな期待が注がれているのが主に 正規雇用の女性たちですけれどもその一方で 同じ女性でありながら派遣やパートといった非正規で働く女性たちは働く女性のおよそ6割を占めながら能力開発の機会 そして子育てしながら活躍できる職場環境からも置き去りになりがちです。

誰しもが ネットカフェの中でホントに社会から身を隠すように暮らしているという現実 これはこの日本の現実なんだろうかという事でやはり 衝撃を受けざるをえなかったですね。 しかし これまで男性正社員が安定雇用を得て 標準世帯妻 子どもを養っているという事ができてた時代は病気になったり あるいは亡くなったりした時にその母子が すぐに貧困に巻き込まれていってしまう。 まさに 貧困連鎖社会とでも言うべき現実が現れているんだなという事だと思います。

VTRに うかがえた女性の貧困というのは実は 若年の 特に単身の女性がそうした3つの柱の揺らぎを一番深刻に打撃として受け止めてしまっているという事だと思うんですね。 社会保障は特に単身の若年の女性へ支援してくれる支出は非常に少なくって彼女たちは 社会保険料のような負担だけを しょい込んでいる。 これは 日本社会全体の持続可能性に関わる分岐点に私たちは立ってるんだというふうに思いますね。