総合診療医の武器は問診と診察だ。 ここでは 60人の研修医が一人前の医者になるために 日夜臨床の現場で経験を積んでいる。 彼らを指導するのが研修医教育のプロフェッショナル…ささいな症状も聞き漏らさないよう研修医に指導する。 病気の正体を探り当てるため全国から集まって頂いた研修医はこちらの皆さんです。 先生は どんな お医者さんに?私は病気治す事が ゴールじゃなくてその人の人生 どうやって豊かにしていくか というのを考えて一緒に治療していけたらいいなと思っています。
私は 長く ホームセンターで売り場の主任をしてきたんですが半年前から 店長代理を任されてしまいまして慣れない事務作業もするようになりました。 従業員の勤務シフトの管理売り上げや在庫の伝票管理もう 管理管理で 頭が痛くて…斉藤さん じゃあ俺 行ってくるから。 あと 甘い物もよく食べるようになりましたねえ!責任者 呼んできなさい 責任者!あの 責任者でございます。 店長代理でございます。
「潰瘍性大腸炎」というのは「自己免疫疾患」と言って自分の体を 自分で攻撃してしまう疾患の中の一つでウイルスとか細菌に感染して下痢とか腹痛が起こってくる…。 「急性胃腸炎」というのは 今 出たサルモネラもそうですが 多くは ウイルス。 まずは 伊藤先生の挙げた自己免疫疾患 潰瘍性大腸炎から検証する。 では 先生と麻岡先生の挙げた急性胃腸炎は どうか。 急性胃腸炎の自然経過って大体 24時間~48時間ぐらいで君たちは急性胃腸炎だと思いますか?「おなか痛くなって…」とか。
さあ 研修医の皆さん 考えられる病名を フリップに お書き下さい。 ジャカジャン!さあ 伊藤先生から お願いします。 それでは 最終カンファレンス スタート!最終カンファ 始めたいと思います。 伊藤先生 「腸腰筋膿瘍」という病気を挙げて下さいましたけど…。 僕は やっぱり糖尿病もあるのかなと考えていて頻尿である事と足のしびれもあるというところが先生と麻岡先生は大腸がんという 悪性腫瘍を考え伊藤先生は 糖尿病から膿瘍を合併した 腸腰筋膿瘍と考えた。 腸腰筋膿瘍ってまず どこが痛くなりますか?あ~… 背中。
謎のトライアングルがつくられてきたわけですが何か 他に 気付いた点VTRを見て ありますか?どうでしょうか?猫背とかと関係があるんでしょうか。 麻岡先生が注目したのは斉藤さんの姿勢。 「腹部大動脈瘤」。 腹部大動脈が破裂寸前まで膨らみ尿管を圧迫し頻尿を小腸を圧迫し おう吐と下痢をそして 神経を圧迫し足のしびれを起こしていた。