総合診療医 ドクターG「下痢が止まらない」

戻る
【スポンサーリンク】
03:06:33▶

この番組のまとめ

私は ホームセンターで店長代理として働いています斉藤さん。 日を追うごとに症状が ひどくなって…あ 店長代理。 総合診療医の武器は問診と診察だ。 ここでは 60人の研修医が一人前の医者になるために 日夜臨床の現場で経験を積んでいる。 彼らを指導するのが研修医教育のプロフェッショナル…言葉にならない…総合診療ならではの症例をひっ提げて 登場だ。

先生は?麻岡先生。 伊藤先生から「潰瘍性大腸炎」という病気説明してもらっていいですか。 「潰瘍性大腸炎」というのは「自己免疫疾患」と言って自分の体を 自分で攻撃してしまう疾患の中の一つでウイルスとか細菌に感染して下痢とか腹痛が起こってくる…。 麻岡先生も広い意味では同じですけども…。 サルモネラは卵の中に侵入してたりすると「急性胃腸炎」というのは 今 出たサルモネラもそうですが 多くは ウイルス。

糖尿病は 複雑な感染をしやすいという背景があるので膿瘍みたいなものとかが例えばあって それで下痢とか…。 まずは 伊藤先生の挙げた自己免疫疾患 潰瘍性大腸炎から検証する。 どうでしょう 伊藤先生合わない点…。 では 先生と麻岡先生の挙げた急性胃腸炎は どうか。 急性胃腸炎の自然経過って大体 24時間~48時間ぐらいで君たちは急性胃腸炎だと思いますか?「おなか痛くなって…」とか。 先生 他どうですか?()どんな痛みがあるのか…。

さあ 研修医の皆さん 考えられる病名を フリップに お書き下さい。 最終鑑別 フリップ オープン。 ジャカジャン!さあ 伊藤先生から お願いします。 それでは 最終カンファレンス スタート!最終カンファ 始めたいと思います。 伊藤先生 「腸腰筋膿瘍」という病気を挙げて下さいましたけど…。 また 先生と麻岡先生 仲良く同じ病気になりましたけど…。 先生と麻岡先生は大腸がんという 悪性腫瘍を考えそれと 大腸の痛みの特徴って…。

確かに麻岡先生 おっしゃるように中が詰まってるとそこから先 進めないので原因は 小腸の中ではなく他にあると考えられる。 麻岡先生が注目したのは斉藤さんの姿勢。 「腹部大動脈瘤」。 正解です!まあ もっと言うと…?腹部大動脈が破裂寸前まで膨らみ尿管を圧迫し頻尿を小腸を圧迫し おう吐と下痢をそして 神経を圧迫し足のしびれを起こしていた。