クローズアップ現代「検証 公益法人改革」

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この番組のまとめ

スポーツや文化の振興福祉など私たちの生活を豊かにする事業を行う公益法人。 これまでも理事長が財産を私的に流用するなど不祥事の温床ともいわれてきた公益法人。 どうすれば国民のための法人を作れるのか今夜は公益法人改革を検証します。 公益法人の資産を勝手に自分や家族が経営する会社に流用したりするなどずさんな運営や私的な流用が次々に明るみになったことから国は6年前、公益法人制度の抜本改革に着手しました。 新たな制度の下で公益法人は年一度、事業内容や資産をその後のチェックもありません。

ただし、それが実際に機能するかどうかというのは、行政側の体質、公益法人側の体質というものが今までと変わってくるかどうか、それがこういった法律の規定というのが機能するかどうかの大きなポイントになると思います。 公益法人が狭き門となる中で、この一般法人は、登録だけで簡単に短時間で設立ができ、審査もありません。 税理士が勧めていたのは一般法人の一つ一般社団法人の設立でした。 制度改革の中で公益法人から一般法人に移行した団体もありました。

すると70%に当たる196法人で、移行後に簡単に設立ができ外部からの目も届きにくい一般法人。 それからボランティア団体であれば、NPOであれば、一定のイメージを作ることができるわけですが、一般法人ということになると、一体どういうことをやるところなのか、ところが、この中に従来、公益法人であったところが、移行してきているわけです。 しかし、その一方で一般法人と今おっしゃったような、ブランド力のあるぬえ的なものが生まれたとしたら、一体何のための改革だったんだろうかという気持ちにもなりますよね。