現代の漫画を先取りしているかのようです江戸を拠点に活躍した天才絵師です漫画家の江川達也さんは京都を訪ね「北斎漫画」を刷っていた版木を使ってその職人技を体感します!やっぱりあんまり うまくないですね。 浮世絵を中心に研究されているんですが今 江川さんがおっしゃったようにこの「北斎漫画」っていう漫画という言葉は いつごろから浸透していったんでしょうか?まさに この「北斎漫画」からだろうと思います。 つながってるのかつながってないのか「北斎漫画」は江戸時代後期絵をたしなむ人の手本書として作られました。
おしゃれなファッションビルが建つこの場所で今からおよそ200年前飾北斎が絵を描いていました江戸時代 出版は厳しく制限されていました。 名古屋で気の向くままに北斎が絵を描いているのを知った永楽屋東四郎。 続篇が江戸そして 名古屋から大きな筆を持った北斎。 ここはね 本町通りといって江戸時代の名古屋のメインストリートなんですよね。 あの貼り紙には何て書いてあるんですか?あの「北斎漫画」を描あた飾北斎がどえりゃあ おっきい達磨の絵を描かっせるげな。
こちらの方は江戸時代のものですけどもこちらで達磨の絵が描かれた当時から残っておるものでございます。 縦18m 横11mでした達磨図を描いた 11日後北斎が永楽屋に出した一通の手紙が残っています。 ちょっと誇らしいですね名古屋出身っていう事がね。 「北斎漫画」は木版で大量に刷られました。 やって来たのは京都市の中心部にある寺町ですここは 美術書専門の出版社。 これは「北斎漫画」初篇の版木です明治に作り直されたものですが江戸時代から続く高い技術が うかがえます。
このストライプが薄墨ですよ。 彫師 そして 摺師が北斎の絵を存分に生かし「北斎漫画」は作られてきましたもし 刷られるんでしたら 1枚…。 江戸時代後期オランダで出版された「NIPPON」。 創業1750年 京都で江戸時代から続く書店ですあのシーボルトが この店を訪れたと伝え聞いてきましたすごい! シーボルトが来た場所ですね。 幕末 「北斎漫画」はシーボルトのほかにも商人などの手によって海外に渡りました。 そういう事が芸術家を刺激して更に 「北斎漫画」を見て作品が生まれたという…。