ここでは 60人の研修医が一人前の医者になるために 日夜臨床の現場で経験を積んでいる。 彼らを指導するのが研修医教育のプロフェッショナル…言葉にならない…総合診療ならではの症例をひっ提げて 登場だ。 麻岡先生 どんなお医者さんに?お医者さんは 患者さんに優しくねと重点的に言われますが優しくしてお話を聞いてるだけではこの人は 多分どうにもならないなという場面に出会いまして…。
店長代理でございます。 加湿器は使えないし 店員 全然やる気ないわ 聞いてないわ。 ふだんは 一人なのでこの日は 大学生の娘が帰ってきて豪勢な料理を作ってくれたんです何?うっ…。 ええっ そんなに嫌なら断ればよかったのに 店長代理。 実は 私 気分転換に最近 書道を始めたんですがその教室での事です♪~姿勢。 整腸剤と下痢止めをのんだのですが全然 効かないんですこのころにはおなかははっきりとした痛みに変わっていました無理して食べないでいいよ。 そして おなかの痛みは 日に日に増していきましたあ 店長代理。
伊藤先生から「潰瘍性大腸炎」という病気説明してもらっていいですか。 「潰瘍性大腸炎」というのは「自己免疫疾患」と言ってウイルスとか細菌に感染して下痢とか腹痛が起こってくる…。 口から細菌を食べてしまったというか「急性胃腸炎」というのは 今 出たサルモネラもそうですが 多くは ウイルス。 糖尿病は 複雑な感染をしやすいという背景があるので膿瘍みたいなものとかが例えばあって それで下痢とか…。 まずは 伊藤先生の挙げた自己免疫疾患 潰瘍性大腸炎から検証する。
あ 先生 今 トイレで便を確認してきたんですけどう~ん…。 先生に褒められたこの時は少し痛みが和らいだような気がしましたちょっと 朝から ムカムカしてさ。 さあ 研修医の皆さん 考えられる病名を フリップに お書き下さい。 ジャカジャン!さあ 伊藤先生から お願いします。 伊藤先生 「腸腰筋膿瘍」という病気を挙げて下さいましたけど…。 また 先生と麻岡先生 仲良く同じ病気になりましたけど…。 伊藤先生は 糖尿病から膿瘍を合併した 腸腰筋膿瘍と考えた。
確かに麻岡先生 おっしゃるように中が詰まってるとそこから先 進めないのでシクシクシク ギリギリギリギリッと 痛みが出るんじゃないかと思います。 謎のトライアングルがつくられてきたわけですが基本 猫背で先生に 姿勢を褒められた時は和らいだと おっしゃってたので。 麻岡先生が注目したのは斉藤さんの姿勢。 例えば この方姿勢のように自分が楽な姿勢があるなと気付いていてもそれを言葉に表現できない事って多いじゃないですか。