実はお着物もそうなんですがお二人がつけてるイヤリングも結城紬なんですよね。 きょうは宝ともいうべき結城紬の奥深さと今も進化を続ける結城紬の未来を見ていきたいと思います。 茨城出身の磯山さやかさん結城紬、もちろんご存じですよね。 今の結城紬というのはこの町、茨城県結城市とお隣、栃木県小山市が大きな産地になっているんですね。 結城紬がつむぎの王様と呼ばれるわけはその着心地のよさなんですがきょうは秘密を見ていきたいと思います。
これも手で紡いでいるからこそなんですがこれを、さやかさんもう少し拡大して写真で見るともっとよく分かるんですけども一方で職人さんが今、紡いでいる結城の手作りの糸ってこんな状態なんですよアップで見ると。 その糸を作り続けてらっしゃるのがこの地元の達人のお一人塚原さんです。 この作業40年されてるからこそこれはとにかく、忍耐が必要な作業ですよね。 この糸を今度、反物にするのがまた結城紬のまさに技の真骨頂なんですよね。
しかもとりわけ今、見ている柄というのは200亀甲という最高級の柄でしてこの反物の幅この幅200個この亀甲が並ぶほどの気が遠くなる、究極ですよね。 この辺とか、全体的に亀甲柄となっています。 だからもう、この柄の色もそうですし手つむぎのもそうですしこの地機織りもそうですがもうね、気の遠くなる作業でようやく反物が出来るのが結城紬なんですね。 こうして本当に繊細な柄が生まれているんですがだからこそ、新しい可能性が今誕生しているんですね。 まさにですね結城紬の進化系というべきアイテムの数々。