その日本人が長い年月をかけて培ってきた魚の養殖技術は世界一といわれています。 海のフォアグラと呼ばれるとろりとした肝と食べるとおいしいカワハギなど優れた養殖技術で育てられた日本の魚は、日本食というブランド力を追い風にすれば世界で市場を拡大するチャンスがあります。 この20年5倍に養殖の生産量を増やした中国を筆頭に各国で養殖が成長産業として伸びています。 森岡さんたち養殖業者は付加価値の高い商品で対抗しようとしていますが一度落ち込んだ生産量を取り戻すには至っていません。
ここではマーケティングの専門家が世界各地での市場調査や広報活動を行っています。 個別の養殖業者がバラバラに行うのではなくこの国有会社がすべての業者から運営資金を集め一括して日本市場を徹底調査。
今のリポートで、業者の方が、日本は水産立国っていわれながら、管理が遅れているのではないかと、今、海外では認証制度と、ASCというのがありましたけれども、こうした認証制度と、どう向き合っていけばいいと思いますか?競争力を高めていくために。