今日の舞台は 新潟県新発田市。 ハイな気持ちでいきますか！旅をするのは鈴木眞雄シェフ。 フレンチをベースに斬新な無国籍料理を追求する料理人です。 旅で出会う旬の食材を使ってどんなサプライズを披露してくれるのでしょうか。 直売所？ おお 大行列だ！何だ これは。 ここは直売所なんですか？行列ができていたのは近くの農家が 週３回開く直売所。 この季節 みずの他にふきや 山うどぜんまいなどの山菜が家々の食卓に上ります。 直売所に一番多く山菜を出している渡辺和子さん。 山菜採り５０年の名人です。
和子さんたち３人は家を守るため婿養子をとり新発田を離れずに暮らしてきました。 やっぱり ああいう人らがホントに こういうものを継続して味も含めて 山菜の採り方管理のしかたとかですねああいう人がいないと駄目ですよね。 都内のレストランで総料理長を務める 鈴木眞雄さん。 専門は 無国籍料理です。 新発田でも 自由な発想で意外なおいしさを作り出したいと意欲満々です。 新発田市唯一の漁港へ。 これでイイダコ 取るんですか。 へえ～！貝に産卵するイイダコの習性を生かした伝統的な漁だといいます。
バンザイ！待ってろ！ イイダコちゃん！漁師歴４０年の本間三四二さん。 ここは遠浅が続き 産卵期になるとイイダコが集まります。 ああ 入ってる！やったあ！わ～ イイダコちゃんだ！いた！ 日本海のイイダコちゃん。 イイダコのおいしさを漁業だけでは生活が難しいためほとんどの人が兼業で漁師をしています。 新発田市はアスパラガスの生産が県内一。 新発田のアスパラガスっていうのは春から９月いっぱいまで長期間 収穫するやり方しているんですよ。 紫アスパラは グリーンアスパラよりえぐみが少ないそうです。
アスパラガスの炊き込み御飯です。 一口一口 食べるたびにアスパラの香りがどんどん鼻の中に抜けてくっていう感じがしておいしいですね。 アスパラパワーですよ。 今じゃないですけどおっきくなってからですけど東京オリンピックあるじゃないですか。 目標は東京オリンピック？年代的にもちょうどいいじゃない。 アスパラと勝負してったら面白いかなと。 新発田のカニとイイダコがスパイスで大変身。 アスパラのトウモロコシのような甘い香り。 アスパラをゆでて甘みを出し火が通ったらミキサーにかけます。