木曜時代劇 吉原裏同心(2)「守りたい人」

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この番組のまとめ

神守幹次郎殿は幼なじみだった私 汀女を乱暴な夫 壮五郎の手から救い出してくれました。 信一郎が眠っているそばにいれるだけで私は心安らかでいられます。 それに…壮五郎殿が あれで 私たちを討つ事を諦めたとは思えません。 お前が 付け馬になって家まで行ったんだな?その… 取りっぱぐれたって金は どうなるんだ?梅園って遊女の借金につけられちまうんじゃなかろうな?そんな!いや 春乃屋ならやりかねねえな。 遊女の厄介といえば足抜き 心中 首くくり。

中でも 上客と呼ばれるお方のお相手をする遊女はただ美しいというだけでは務まりませんのでな。 あっ もう一人清次って伜がいるんですがねあれは まだ 青二才ですから会所で見習い修業中でございます。 この時 幹次郎殿は遊女たちの手助けとなる仕事をする決意を固めていたのですはい ごめんよ ごめんよ!付け馬に行った妓楼の若い者が狼藉を加えられた上客に逃げられたとの知らせが来ておる。 お師匠様は なまじな遊女よりも色恋の道にたけておられるご様子。

「梅雨明けて三千世界に 炎立つ」。 「梅雨明けて 三千世界に 炎立つ」。 借金がかさんで 年季が延びてヤケになって そんな句を?もう一遍 話してみろ!許して下せえ!私は頼まれただけなんです!頼まれた?吉原を丸焼けにしてやるって言ってました!え!?ほ… 本当だ!何も知らねえんだ! おい!四郎兵衛様。 借金のカタに 2年前お千代を 吉原に売ったんだろ?お父っさんは また山っ気を出して しくじって…。 えっ 妹のあんたまで吉原に売られるとこだったのか?確か 藤兵衛さんとか…。