NHKスペシャル「集団的自衛権 行使容認は何をもたらすのか」

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この番組のまとめ

集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定しました。 その背景には海洋進出を強める中国や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の動向など日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているという現実があります。 集団的自衛権とは日本と密接な関係にある国が攻撃を受けた場合日本が反撃する権利のことです。 連立政権を組む自民党と公明党は1か月あまりにわたって与党協議を行い当初、慎重な姿勢を崩さなかった公明党は最終的に行使容認に転じました。 集団的自衛権の行使容認は何をもたらすのか。

公明党は1964年の結党以来平和を党是に掲げ憲法9条を擁護する姿勢を打ち出してきました。 それは、新しく生まれた政党というのはまた分裂したりなんかするのはもう時々あってるわけですからやっぱり安定性という意味でそれはいけないしやっぱり公明党さんと、とことんやっぱり、お話し合いをさせていただくしかないとこの問題は。 この問題での決裂を避けたい自民党と公明党。 公明党の北側副代表が初めて憲法解釈の変更を容認する可能性に含みをもたせたのです。

集団的自衛権の行使を容認するつもりなのかと厳しく問われていました。 6月30日公明党としての判断は執行部に一任され自民党との合意が事実上、成立しました。 どうしても集団的自衛権の行使が必要というのであれば正々堂々と憲法改正を主張し最終的に国民の判断に委ねるしかないと考えています。 自民党内で、ほとんど反対意見が出なかったことに公明党の山口代表は違和感を抱いていました。 1か月あまりの話し合いの中で自民・公明両党が着地点を探った集団的自衛権の行使容認。

まさに彼らの仕事ぶりに私は感謝をしていますし私もですね彼らの最高指揮官としてですね今回の閣議決定では新たな要件を満たす場合には集団的自衛権の行使が認められるとしています。 9条の範囲内に集団的自衛権の最小限度の行使というものは当然、憲法上も認められるというふうに考えます。 中国や北朝鮮の状況などを見ればこういう国際情勢の変化などで時代に合わせた憲法解釈をしていくということは抑止力を持っていくということは大切で、その抑止力を向上させるということには集団的自衛権の容認はつながるものだというふうに考えています。