サッカー選手誰もが憧れるトロフィーワールドカップ。 いよいよ決勝ドイツ対アルゼンチン。 あのブラジルに7得点を取ったメンバーがそのままこの決勝のピッチにも立つことになりました。 一方のアルゼンチンですがマスケラーノ選手が先頭に降りてきました。 けがのディマリア選手そして、アグエロ選手といった攻撃の中心はこの試合もスターティングメンバーには名を連ねていませんが10番のメッシそしてイグアインといったところ。 6点の1位のコロンビアロドリゲス選手まであと1点。
実際、バイエルンミュンヘンで活躍する選手がちょっと、弱点を見つけるのが難しそうな感じですけれども。 ワールドカップ優勝3回経験しているドイツ。 4大会連続でベスト4に残っているチームでもあります。 4大会連続でベスト4。 アルゼンチンを見てみましょう。 アルゼンチンは首位で決勝トーナメントに勝ち進んだ。 アルゼンチンは過去に優勝が2回ありますがここしばらくはベスト4にも残れない大会が続いてきたんですよね。 ただ、この前のところ僕の印象にあるのは78年、アルゼンチン自国開催で優勝したとき。
まずは、アルゼンチンが2点を先制するゲーム展開。 非常に落ち着きと自信がこちらは、いずれもアルゼンチンが敗れているんです。 このときはテベス選手もアルゼンチンにはいましたがそして2010年の南アフリカ大会ではドイツの圧勝。 このゲームはこのときのアルゼンチンは前の3人と後ろっていうのが分離して前の3人が爆発すれば勝てる。 アルゼンチンはマラドーナ監督が指揮を執っていました。 アルゼンチンはね。 このデータでいきますと南米開催ですからアルゼンチン有利かなと。
ピッチにはアルゼンチンの選手たちが出てきたところです。 アルゼンチンの選手たちが出てきて、やはり…。 この得点もミュラーがディフェンスを引き連れてスペースを空けて後ろの選手、中盤にいろんな選手が飛び込んできますから。 一方、アルゼンチンです。 出ないですがディマリアとかイグアインとかいい選手がいるんですけどやっぱり、やりきるっていう意味ではこのメッシが突破して数的優位を作るとか直接決めるとかこういう形がないとなかなか、アルゼンチンは…。
ドイツの選手たちはやはり、メッシだけではなくてアルゼンチンを抑えるんだという言い方をしていましたが。 アルゼンチンの守備もすごいですからね。 だから、本当に、みんながドイツって思ってそこでドイツに油断があればアルゼンチンにもチャンスがあると思うんです。 油断してくださいとちょっとアルゼンチンはお願いしなきゃいけないね。 アルゼンチンはマスケラーノを中心に本当にまとまった守備。 ボール際とかというとアルゼンチンの激しさのほうがあるなという気がしますけどね。 一方、アルゼンチンは8ゴールですがこれ、4人。
ですからクロース選手アルゼンチンの選手たちは苦労すると思います。 アルゼンチンから見てドイツを苦労させそうな選手。 言いましたが中盤の選手たちというのがやはり、ドイツは非常に注目されていくと思うのでそういう意味でいうと自由にさせないという中盤での守備。 アルゼンチンのこの粘り強い守備を引っ張っていってるのがこのマスケラーノかなと。 ここが、相手のドイツの攻撃、中盤を自由にさせないことでアルゼンチンのメッシ、イグアインという前線の選手にチャンスが増える。 アルゼンチンは14番にご注目ください。
メッシの活躍なくしてはアルゼンチンの優勝はないと思っていますから。 そのあと、イラン戦でアディショナルタイムに劇的なゴールがあってナイジェリア戦でも点を取りましたが。 僕は、メッシの活躍初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ。 今日のメッシのポジションが中盤なのか、もしくはドイツの最終ラインのところに入ってくるのかによってドイツも考え方が違うと思うんです。 イグアインがちょっと逃げてメッシが最終ラインに入ってくるとマークを、センターバックがしないといけないと。
アルゼンチンが勝てば、86年あのマラドーナを擁したメキシコ大会以来の栄冠ということになります。 やっぱり勝つためにドイツでいえばポゼッションサッカーをするのかアルゼンチンでいえばメッシを中心に個の力でいくかそういうところがいろいろあると思うので相手を上回るためにどうするかっていうものが細かいところで出てくるように思いますがそれをものにしたチームがやっぱり勝っていくと思いますので。 ドイツとアルゼンチンが決勝で対戦するのは過去はアルゼンチンそしてドイツそれぞれ1勝ずつです。
アルゼンチンサベーリャ監督59歳。 ドイツはやはりシュバインシュタイガーが4バックのディフェンスラインの前。 一方のアルゼンチン。 アルゼンチンのファウルです。 マスケラーノがカットしようとしたボールがそのまま浮いてしまってそのあとの対応でアルゼンチンの選手にファウルがありました。 ドイツとアルゼンチン。 前回、4年前は準々決勝で対戦してドイツがアルゼンチンを4対0で破りました。 カウンターからフィニッシュまでいきました、アルゼンチン。
アルゼンチンはこのリッツォーリさんのもと今大会、2戦負けなし。 確かに、街なかではもう、アルゼンチンのシャツを着た人たちであふれています。 カーニバルの会場もアルゼンチンの車を全部、あそこに押し込んでみんな野宿みたいにしてましたからね。 歴史的に言いますとブラジルとアルゼンチンは非常にライバル関係が強くてブラジルの人たちからすればできれば、いや絶対にアルゼンチンは優勝してほしくないという声を、多く耳にします。 アルゼンチンのセットプレーになりました。 アルゼンチンのコーナーキックはこの試合、初めて。
アルゼンチンも早いですね攻守の切り替えが。 そして、ディフェンスラインも3人、4人と戻っていきました青のシャツ、アルゼンチン。 少し日ざしがまぶしそうな守備のアルゼンチン。 サブに、この2枚がいるっていうのはアルゼンチンとしては強みですね。 その2人がベンチのアルゼンチン。 86年のメキシコでマラドーナの活躍でアルゼンチン、優勝。 アルゼンチンを破って雪辱を果たしました。 準々決勝でドイツが4対0でアルゼンチンを破りこの長い間をコンディションとモチベーションを維持してくるというのは簡単じゃないんですよ。
それにしてもアルゼンチン決定的なチャンスでしたイグアイン。 アルゼンチンはここまで得点は8得点者は僅かに4人というここまでの内容です。 決定的なチャンスが先にアルゼンチンに訪れました。 あとシュバインシュタイガーとかケディラがね。 ただ、今回、ケディラが調子がよくなくて出てこれないですがシュバインシュタイガーはよくなっているのでシュバインシュタイガーをアンカーに置いているかもしれないです。
オフサイドの判定です。 シュートブロックあるいはPK戦での活躍がクローズアップされがちですが岡田さん特にドイツのノイアーはディフェンスラインの後ろをカバーする。 完璧なタイミングにも思えたイグアインの突破でしたが…。 ネットを揺らしたイグアインのシュートでしたがオフサイド。 オフサイドの判定。 ポジションでは攻撃的な選手。 シュルレが左サイドに入ってエジルが中にポジションを移しています。 本来のポジションと違う選手を入れたということでドイツのフォーメーションが微調整を行っています。
そのラベッシが入れてゴール前にイグアインがいてさらにはセンターバックデミチェリスもヘディングの強い選手。 ただ、ロメロも反応してるっていうのがまた、ディフェンスに安定感の信頼を得るところの部分だと思いますし安定感を増すと思いますね。 今大会、歩んできた道のりアルゼンチンもメッシがいてイグアインがいてアグエロがいてと。 アルゼンチンからすると4年前のリベンジをという思いはあるはずです。 今大会ブラジルとかイングランドイタリアもそうだったな。 ワールドカップの経験者が少なかったんです。
ドイツ、アルゼンチン両チーム無得点で後半が始まります。 アルゼンチンはこのイグアインを真ん中に置いてそして、アグエロが左。 やはり、アルゼンチンは4人のディフェンスそして3人の中盤前線に3人の組み合わせ。 そのラベッシのポジションに入る形で、人の並びを少し変えてきましたアルゼンチン。 夕暮れをまもなく迎えようとしているビッグチャンスがあったのはアルゼンチン。 マラドーナはアルゼンチンにワールドカップを持ち帰りました。
アルゼンチンは後半からアグエロを入れて4−3−3のフォーメーションに変えてきました。 シュバインシュタイガークロースがボランチ。 オフサイドをアピールするアルゼンチンの選手たち。 その部分をシュバインシュタイガーがちょっと気にしたりとか。 右サイドにイグアインが流れて出てきました。 逆にアルゼンチンこのままでいいのかという気がしますけどね。 つまり、メッシのいるサイドそこはディフェンスが手薄になってそれは、流れに任せていると。 押し込まれだしたよねアルゼンチンは。
アルゼンチンのサポーターからブーイング。 3大会連続の顔合わせとなったドイツとアルゼンチン。 決勝での対戦はアルゼンチンは前からのプレッシャーっていうのがかかり始めましたので。 そこで宿敵アルゼンチンには勝ってほしくないという地元ブラジルの人たちの複雑な心境。 やっぱり、スローインでシュバインシュタイガーが上がってきた瞬間失敗したのでその中でカバーをエジルがしてただ、メッシがフリーで持てたということでアルゼンチンのサポートというのも早くきましたね。 アルゼンチンのファウル。
アルゼンチンの守備陣が、何か後ろが重くなったような印象も受けますがアルゼンチンとしてはここは踏ん張りどころなのかもしれないですね、岡田さん。 ファウルをアピールするアルゼンチンの選手。 メッシ、徐々に低い位置アルゼンチンの積極的な守備。 そこで、アルゼンチンが前へ前へという守備になりました。 シュートの数はドイツ5本そしてアルゼンチンは6本。 アルゼンチンボールに変わりました。 そしてアルゼンチンはパラシオが今、準備をしています。 アルゼンチン早いですね、守備に戻るのも。
倒れたのはアルゼンチンの選手。 もし、ミュラーが1得点挙げればロドリゲスに並んで史上初の2大会連続の得点王控えているアルゼンチン。 アルゼンチンを決勝で破って1対0で勝利を飾りました。 しかし24年前ドイツが最後に優勝したイタリア大会あの決勝点のブレーメのペナルティーキックは後半の40分に生まれました。 アルゼンチン、サベーリャ監督。 このタイミングでアルゼンチン、3人目の交代。 厚みのあるアルゼンチンの攻撃そして、そのあとのドイツの対応。
ワールドカップの決勝はここ2大会延長戦の連続。 FIFAワールドカップの決勝は延長戦に持ち込まれました。 過去最多の7試合ということが起こりましたが、ついに8試合目の延長戦それがファイナル。 アルゼンチンは、その準決勝はオランダとのペナルティーキック戦0対0のペナルティーキック戦を戦って中3日でのこの決勝戦です。 アルゼンチンでいえば決勝トーナメントに入って延長戦が実に4試合中3試合ということになりました。 一方のドイツにしても決勝トーナメントではアルジェリアとの1回戦で延長戦を経験しています。
アルゼンチンからすればまさに、メンタルでの戦いにアルゼンチンが優勝したのは1986年のメキシコ大会。 追加時間アルゼンチンにどれだけ残されているか。 最後の見せ場がアルゼンチンにそして、メッシに訪れました。 アルゼンチン、28年ぶりそして、ドイツ24年ぶりの世界一を目指した戦い。 アルゼンチン、メッシのフリーキックが今大会の最後のプレーになるかもしれません。 アルゼンチンの国民の期待はメッシの左足に託されました。 優勝、ドイツそして準優勝、アルゼンチン。
福西さんはこのワールドカップの決勝戦このスタジアムでご覧になってそしてこのドイツアルゼンチンの激闘どんなふうに映りましたか?最後の戦いなんて言葉がいらないと思うぐらいのもう、死闘という国と国との戦いというところのワールドカップを見させてもらって。 このあとマラカナンスタジアムは大会の表彰式が交代出場。 日が暮れて、夜の闇にこのマラカナンスタジアムがぽっかり浮かび上がっているリオデジャネイロ。
アルゼンチンはこれを、どう考えるんだろうと。 やっぱり、ここからアルゼンチンの考えどころじゃないですかね。 そして、スタンドにいるアルゼンチンの子どもたちがじっと見て、いつかはと。 確かに福西さんアルゼンチンの選手たちは悲しみに打ちひしがれるあるいは自暴自棄になるということではなくて何か、静かにこの結果を受け止めているようなそんなふうに映りますね。 しっかりと正面を見据えた準優勝のアルゼンチンのメッシ。