黒幕容疑者の一人足利義昭は室町幕府最後の将軍。 本能寺の変の実行犯明智光秀は実は 義昭の元家臣でした。 その兼見が実は 本能寺の変の直後実行犯の光秀から 多額の金銭を受け取っていたのです。 本能寺の変から7日後明智光秀がわざわざ 兼見の自宅を訪問。
神父は どうして これを知る事が できたのでしょうか光秀は 信長への不満をオルガンティノへ話していた。 義昭は その後信長と戦っていた中国地方の大名毛利家に身を寄せ信長打倒を誓います。 信長は朝廷が作った暦にケチをつけたり天皇が位を譲る時期について意見したりするなど強硬な態度を 取り始めたのです。 3人目の黒幕容疑者オルガンティーノ神父は北イタリア生まれの 熱心なカトリック教徒。 信長の特別な計らいでその屋根には 安土城と同じ瓦が使われていました。
神父は 光秀に協力しキリシタン大名に 手紙を書く事を約束しました。 神父さん!あなたが黒幕だったのね!オーマイガッ!犯行のあとの高飛び!オーマイガッ!そのあとに 光秀軍と合流までしている!オーマイガッ!ココヲ… ココヲ ヨンデミサラセ!ミサラセ?明智側も読める 日本語の手紙には光秀に味方するように書いてその場を 取り繕います。 しかし キリシタン大名しか読めないポルトガル語の手紙には神父たちは以前から 光秀を信用に値しない人物だと見ていたのです。 確かに オルガンティノ神父は光秀の殺意を知っていた。