講演会場にやって来た企業経営者の稲盛和夫さん。 その中国で、なぜか今稲盛さんの経営学が経営難に陥る企業が続出する中その立て直しに活用しようとしているのです。 ことしも7.5%前後の成長が見込まれていますがこれまでの安い労働力に頼った経営モデルでは賃金の上昇などによってその限界が見え始め中国の経営者たちは今新たな経営モデルへの脱皮を模索しています。 日中の関係が最悪といわれる中で財産も地位も築き成功を収めた中国の経営者たちはなぜ稲盛さんの考え方に共感するのか。
自分の利益を最優先させる経営者の下で従業員が一生懸命働くはずがない。 さらに、毎週開かれる全体朝礼では現場の従業員たちを経営陣や管理職がみずから拍手と深々としたおじぎで迎えます。 日本の経営手法に注目する中国企業。 今のリポートの中で、急成長して、財を蓄えたその社長が、経営環境の大きな変化、人がなかなか集まらなくなったり、賃金が上昇したということで、変化にも直面してるんですけれども、今の中国って日本の1980年前後なんだよなっていつも僕思うんですよね。
今でも社会主義的市場経済なんて言ってるけども、基本的には社会主義を目指してた時代は、あらゆる矛盾とか、あらゆる問題を、すね、改革開放なる下に欲と道連れの資本主義といっていいと思いますけれども、その欲望を満たし、利潤を増やし、生活を物質的に豊かにするっていうところで中国人の気持ちをうわーっと引っ張ってきてたと思うんですけど、さて、一定の成果が上がって、スピードがゆるんできて、分配に格差が起こってきて、さて、メッセージでは神通力が効かないっていう所に一つここにですね、稲盛さんが発信しているような経営のスタンス