NASAアメリカ航空宇宙局が総力を挙げて建造した5機のスペースシャトル。 コロンビア チャレンジャー ディスカバリーエンデバー そして アトランティスは30年にわたって 世界の宇宙開発を牽引してきました。 小さな地球とも呼ばれる国際宇宙ステーションの建設はシャトルなしではありえませんでした。 しかし その一方で史上初の再利用型宇宙船の実現には10年の歳月を要しました。 その貨物室には 必要に応じて宇宙でのミッションを終えたスペースシャトルはスピードを落とし大気圏に再突入します。
マーキュリー ジェミニ そして アポロ計画とアメリカ有人宇宙飛行の全てに関わってきました。 最後の挑戦となったのがスペースシャトルの開発でした。 しかし スペースシャトルは機体を捨てる事ができません。 スペースシャトルには致命的な出来事でした。 予定より3年遅れて ついに夢の宇宙船 スペースシャトルが完成。 スペースシャトル コロンビア号は 発射場でその時を待っていました。 初飛行後 150枚近くの耐熱タイルが壊れるなどシャトルの機体には予想以上のダメージが残っていました。
スペースシャトルは年間 数十回の打ち上げを目標に掲げていたため宇宙開発の国際化を目指すようになります。 スペースシャトルは 最大7名まで乗る事ができるようになった事からいつでも 誰でも 宇宙に行ける。 7人の宇宙飛行士とシャトルを失った事はNASAにとって 大打撃でした。 エンジンや燃料タンクにも改善すべき点が見つかり全米そして 世界中が見守る中でチャレンジャー事故からシャトル再開までの2年8か月は私の人生で最も大変な時期でした。 ディスカバリー号がシャトル計画最大のミッションに挑みました。