金融機関が、赤字の企業でも成長が見込めれば融資を実行。 成長が見込めない企業には廃業を促す一方で経営が破綻するおそれがある企業でも今後、成長が見込めると判断すれば新たに資金を融資し企業体質を強化することで地域経済をよみがえらせようとしています。
なぜそれほどのペースで、中小企業は減っているんですか？これは経済のグローバル化が一番大きな理由だと思うんですけれども、外国との競争に勝てなくなってしまっている、それから少子高齢化で、やはりマーケットが小さくなっているというようなこと、それからＩＴ化に十分対応できていないというようなことが、中小企業全体として共通の問題だと思いますね。 高度経済成長のころに、日本の中小企業というのは生まれてきましたので、そういう方々が今、年齢が大体引退の時期に、今到達しているんですね。
そうした可能性のある企業をどんどんどんどん、金融機関にもちゃんと見極めてもらって、適切なアドバイスをしながら連携を強めてもらいたいと思うんですけれども、金融機関の体質強化自体は、どうやって進めればいいのでしょうか？金融機関、財務的にはこれ、リスクがありますから、財務の面では、今の日本の金融機関、かなりいいと思いますけれども、やっぱり人材の面で、まだまだ十分ではないと思うんですね。