NHKスペシャル シリーズ故宮 第1回「流転の至宝」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

台湾に 連日行列が絶える事のない場所があるこの翠玉白菜は…この玉の白い部分は白菜の芯にそして緑の部分を葉っぱに見立てて彫刻されているんですね。 究極を求める皇帝のプライドによって奇跡の超絶技巧が生まれました。 当時 故宮の文化財は祖国と共に存亡の危機に立たされていました。 日本軍は その後も侵攻を続け1933年までには故宮博物院のある北京近くまで迫りました。 当時 中国の最高指導者は蒋介石。 イギリス・ロンドンにある王立芸術院。 清の第6代皇帝 乾隆帝が鑑賞用に作らせた瓶。

チャイニーズスタイルなども流行し展覧会を訪れたイギリス人の声も数多く新聞に掲載された。 ロンドン大学で東アジアの歴史を研究する…「以前 日本人はヨーロッパで展覧会を開催し積極的に影響力を広げようとした」。 一方 展覧会の開催を知った日本政府は危機感を募らせます。 リットンとは満州事変が起きた際国際連盟の調査団団長を務めたイギリス人リットン卿の事です。

ですから 日本に留学して風景を写実的に描くのではなく私は 大切な事を学んだそれは まさに日中対立の時代にあってもよいものはよいとする荘尚厳さんの姿勢だった日本の文化と 中国の文化。 中華文化の中には日本文化の色が混じり日本文化の中には 中華文化の色も混じっているんですよ。 歴代の皇帝の中で特に文化への造詣が深かった乾隆帝も日本の漆に魅せられていたのです。 これが ラストエンペラー 溥儀が所有していた絵です。 父は 戦争の時代に故宮の文化財を守るため全身全霊をささげていたのです。