私は 大手製造メーカーから系列の工場の副社長へと出向を申し渡されました。 ここ 総合診療部で定期的に行われる カンファレンス。 中心人物は…じゃあ どっちの確率が高いですか?実際にあった難しい症例を検討しその原因や病名を突き止める。 「問診」から得られた情報だけで鑑別するのが 生坂カンファレンスの特徴。 意識障害の患者さんで話しかけても全く反応がなかった患者さんが治療によって笑ってくれるまで回復したのでそれが とても うれしかったし治療の重要性を実感しました。
フリップ オープン!ジャカジャン! さあ じゃあまず 日比先生から お願いします。 津村先生。 井上先生。 では どうして そう思ったのか?日比先生。 「ランバート・イートン症候群」は筋力低下を起こす病気の一つなんですが…。 関節リウマチは非常に患者さんの数が多くてよく知られている病気の一つですよね。 井上先生。 この「アミロイドーシス」を考えた理由としては…日比先生は 筋力低下に注目。 津村先生 井上先生は関節の痛みに注目して 病気を考えた。
関節リウマチは関節の炎症が強く起こるので朝のこわばりが 30分ぐらいでは治まらないんですね。 こういう事を重ねると 関節リウマチの可能性は ちょっと落ちるかなと。 関節リウマチの可能性を外すためだけでこんだけあるんですね。 では なぜ痛みが起きるのか?ドクターGは…どうですか? この人の精神症状この患者さんの痛みがどこから きてるか?精神的なもので 体の症状が出る事があるんじゃないかという。 「線維筋痛症」であれば全て説明できる。
悪性腫瘍を合併しない混合性結合組織病では精神症状が出ない。 では 日内変動が大きく動くホルモンはそしたら何ですか?もう本当に 副腎皮質ホルモンが出てないんですよ。 会社のストレスとか 精神的なストレスにも副腎皮質ホルモンが非常に大切である。 うつ病や これまで鑑別に挙がった病気では説明できなかった症状の変化が…では 主訴である 「体のあちこちが痛い」というのも…副腎皮質ホルモンがない という事で関節の痛みがくるかどうか。