徳川家康と織田信雄の連合軍は秀吉と激突。 官兵衛がいない時にこのような大戦 よいのか？官兵衛には幾度となく書状を出した。 毛利との領地分割折衝のさなかにあった。 官兵衛が あれほど言上したに…。 ♪～毛利との折衝を終えた官兵衛には播磨宍粟郡山崎に新たな領地が与えられた。 官兵衛 よい城ではないか。 小牧長久手の戦は 果たしてどちらが勝ったのでしょう？しかし そのあと上様は 信雄様を追い詰め失礼致します。 黒田官兵衛様がお戻りでございます。 どうじゃ？ 官兵衛。
それゆえ 上様には 名目上近衛前久様のお子になって頂きます。 官兵衛…。 今も また官兵衛殿に相談せぬまま新たな戦を考えておられる。 官兵衛は 即座にこのわしに何と言うたと思う？「殿のご運が開けましたぞ！」。 わしは 官兵衛のお膳立てに乗っかっていただけじゃ。 官兵衛！ハハハハハ。 何故 いま一度徳川と戦わねばならぬのかあやつはこのわしに臣従する気などない。 兵を無駄に死なせるおつもりか！先の戦上様の兵力は敵の倍以上ありました。 徳川家は 譜代の家臣も多く固い絆で結ばれておりまする。
黒田家では 先祖代々倹約を旨としております。 擦り切れても破れてもこうやって繕って使うのが黒田家の家風でございます。 私も お福も 嫁入り当時は倹約をせよと よく叱られました。 黒田家の家風でございます。 その宇野家が 羽柴様に滅ぼされ領民の中には恨みを持っている者も多いようで。 されば恐れながら申し上げますが…黒田様が この地に入って以来道や堤を造ったり駆り出される事が多く皆 嘆いております。 そうじゃ！宇野のお殿様は もっと百姓を案じて下さいました。