前線の影響で、西日本と東日本を中心に、大気の状態が不安定になり、猛烈な雨による被害が相次ぎました。 では昼過ぎまでの48時間で、平年1か月分の2倍近い雨が降った、岐阜県高山市から中継でお伝えします。 西日本と東日本を中心に大気の状態が不安定になり、各地に発達した雨雲がかかっています。 岐阜県高山市では、けさ6時から午後1時までの7時間で、平年の8月1か月分に相当する、165ミリの雨が降りました。 浸水被害が相次いだ京都府福知山市からお伝えします。
岐阜県と京都府、石川県、それに富山県では、これまでの雨で地盤が緩み、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。 そしてこちらの東北地方でも、山形県で1人、岐阜県高山市の北アルプスではきのう、槍ヶ岳から下山していた登山者3人の行方が分からなくなりました。
今、自動車の衝突を防止する安全システムの開発競争が激しさを増しています。 2030年には、世界で販売される車の40%に、最新の無線通信技術を使ったシステムが搭載されるとの予測も出ていますが、普及のためにはインフラの整備が課題となっています。 民間の調査会社、富士キメラ総研の予測によりますと、こうした安全システムを搭載した車は、2030年には世界で販売される車、およそ1億4000万台のうち、40%に当たるおよそ6000万台を占めるまでに普及する見込みです。