桂文枝の演芸図鑑「東京太・ゆめ子、春風亭一之輔、橋幸夫」

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この番組のまとめ

このごろ サラリーマン川柳っていうのが人気ですけど川柳っていうのは五七五 たった17文字で面白い事を言ってそして イメージさせて。 そして 落語は春風亭一之輔さんで「加賀の千代」です。 栃木県でね 実家は農家です。 何だっけ?同窓会をやろうっちゅう事…。 同窓会?何で?行こうか よそうか同窓会っつって。 普通 女の先生で 美人だから行くんじゃないの?何 言ってんのよ。 オリンピック もうすぐなのにね。 若かったらオリンピック選手になれたかも。

それ 多分 小学校の前の銅像じゃない? 二宮尊徳さんの。 二宮先生の… 必ず そこ行って挨拶してたの 朝。 ほかに何か表現できないの?表現たって漫才やってんのは俺だよ。 オオミヤは 漫才やってねえんだもん。 何ですか 本の好きだったオオミヤは今でも ただで立ち読みしてるって言うの?僕は友達を売るような事できない。 いくら漫才とはいえ。 自己責任でしょ。 自己責任ってうちで乗せといてNHKで裏切るっちゅうのあんた。 ただね 最近はね 夫婦で幸せだなと思うようになった。

「朝顔がさ」。 「何だよ? その朝顔って」。 「これ 昔ね 私が おっかさんから聞いた話でね加賀の国に お千代さんていうね大変にね 俳句のうまい人があったんだって。 その 俳句のうまいのが国中に フワッと鳴り響いてある日の事加賀の国のお殿様が『千代 御前へ伺候せよ』ってこう言ったらしいよ」。 「うん… うめえか どうかは分かんねえけどさっき言ってた朝顔っつうのは何なんだい? 朝顔ってのは」。 その時 詠んだのが『朝顔に つるべ取られてもらい水』 ね?これが 加賀のお千代さんってね大変に 歌のうまい人。

これね 向こう持ってって向こう行ったら 必ず 『ご隠居さんいますか?』って聞くの。 暮れになると いつも『年越せないんだよ お金ないと』『年越せないんだよお金ないと』とは 言うけどねご隠居さん いますか?」。 ご隠居様」。 「甚兵衛さんがお見えになりました」。 「甚兵衛さんが来た? あっ そう?うれしいね。 あっ 甚兵衛さんかい?そこに いんのかい?開けて お入りなさい。 甚兵衛さん」。 甚兵衛さん」。 ご隠居さんはどういう育ちして…」。

「言うとね隠居さん 驚くと思うんですよ」。 20円貸して下さい。 驚きなさいよ 隠居さん」。 こんにちは!隠居さんいますか~?」。 20円貸して下さい。 今… 今ね 本家へ電話するから。 お清 お清! すぐにな本家に電話する支度してな。 甚兵衛さんが 何か大変な事態に陥ったらしいから。 まだ 電話しなくていいからな。 「電話しなくていいよ。 「それが あの… 隠居さんは素人なんですよ」。

僕は ある意味で10年ぐらいたったんでねちょっと 自分のスランプですよね。 ある意味では歌謡曲全盛時代っていうのがずっと来てテレビに移っていく時ですからね。 それで ちょっと 自分でスランプ状態になったっていうので「ひょっとしたらな…」ってうちの家内に言ったんですよ。 結婚して しばらくしてからある後援者の1人が作った会社なのでねそこ行って 移籍したんですね。