NHKスペシャル 巨大災害 第1集「異常気象 “暴走”する大気と海の大循環」

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この番組のまとめ

今日から始まるのは「巨大災害MEGA DISASTER地球大変動の衝撃」という番組です。 原因の解明が進められている世界で同時多発的に起きた異常気象について 見ていきます。 なぜ 世界で 同じ時期に異常気象が多発していたのか。 上空を流れる地球最大の風偏西風にある変化が現れていたのです。 偏西風が北上した所をよく見ると偏西風が流れているのは日本列島がある中緯度帯。 ところが 異常気象が多発した今年1月ごろ偏西風の流れ方がいつもと違っていました。

日本列島は この時偏西風の北側が 寒気山梨県では 過去100年余りで最大となる積雪を観測。 木本さん 8月の四国の大雨も印象に残ってますがこれも風が関係してるんでしょうか?8月は 台風が南の海上で出来まして既に梅雨は明けておりましたので偏西風は日本の北の方に離れていた。 台風は ゆっくりと高気圧の南風で上がってきたんですけど偏西風が離れてて偏西風に乗れないがために非常に ゆっくりと北上を続けてその間 ずっと四国や西日本に雨を降り続けさせたという事で記録的な大雨になった訳ですね。

世界各地で異常気象を引き起こした偏西風の波の固定化はなぜ 起きたのか。 世界の海水温などのデータを分析した結果偏西風を固定化させていた原因を見つけました。 インドネシアの海が熱くなるという事なんですけども海水温 0.5℃なんですがそれが固まってしまうという事はどういう事ですか?ふだんと違う。 それで インドネシア上空で上昇気流が起きますと広い範囲で それに呼応するような水平の循環が生じる。

海水温の上昇によって今後も災害が相次ぐおそれがあるバングラデシュ。 地球温暖化が進んでますので温暖化は気温の上昇だけじゃなく気温の上昇に伴う水蒸気量の増加 降水…。 バングラデシュの この例…上流から堆積物がたくさんあって農業には 非常に肥えた土地でいいんですが現れてるとこもあるんだけどそれは 水位上昇というよりはこちらを ご覧下さい。 科学者は「地球温暖化は進んでるんだ。 海面水温はハイエイタスが始まった2000年ごろから上昇が緩やかになっています。

しかしこれまでの研究から今の太平洋の状態が間もなく変わる事はハイエイタスが終わると 将来 気温はどのように変化していくのか。 表面の温暖化のスピードが戻ってくれば「また地球温暖化が本格化した」と人は 理解すると思います。 もう一つもちろん温暖化ですから気温は どんどん上がっていくと思いますが日本のような所の場合は温暖化に伴って水蒸気が増える日本は 特に 雨に弱いですから。

今世紀後半海面水温が今より2℃以上高くなるとどれほどの雨が降るのか。 千木良さんが危惧する将来の豪雨による深層崩壊のシミュレーションです。 大量の水蒸気と 強い上昇気流によって まれに発生し加藤さんは 水蒸気量が増える今世紀後半を想定し全国でも 竜巻の発生が多い関東平野。 やっぱり 対処といってもいろんなレベル…国のレベル 自治体のレベル 個人のレベルいろいろとあると思いますがただ ゲリラ豪雨とかいわれるような集中豪雨でしたら今は ひどい事になってきてる反面情報も 結構 個人的に取れる。